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レーティングオーディションが入っていたのだが、腕の痛みでろくに弾けないし練習もできていないので、今回は辞退するつもりで指定の部屋に向かった。ところが向かってる途中の廊下でハイテンションな先生に呼び止められ、「君ゲンカラキ? ああよかった! 君が今日の最後の生徒なんだ」「あの…今日…」「まあ入って!”#$%&’0)’&%$%&’(早口で聞き取れない)」「あの…今日…腕が…」「何弾くの?!”#$%&’0)’&%$%&’(早口でまくしたてられ聞き取れない)」「や、あの…ふじこ…ラテンでもいいですか?」という気弱さゆえの巻き込まれ方をしてしまい、結局受けることになってしまった。そして、やはりというか想像以上に悲惨な時間を過ごしたのだった。なんであそこでちゃんと断れなかったんだろう。切腹したい。
ものすごく最悪な気分のまま、ライティングセンターにアーノルド先生に会いに行って、トーナルハーモニー1のテストアウトを受ける。ほんとは8/31に行われるテストなのだが、自分の帰国日程と被ってしまったのでなんとかなりませんか、と相談したら、火曜日なら時間が取れるので個別に受けさせてあげましょう、との返事をもらっていた。のだが、それが金曜の話。休み中に自習しようと思っていたのが、3日しか準備期間がないという地獄だった。当然ながら自分ひとりのために教室なんか用意されないので、ロビーでパイプ椅子に座っての受験。なんとか全部埋めはしたが、80点取らないといけないので当落線上というところだろうか。
ハーモニーは最後の授業。モーダルソースという概念と、あとハイブリッドコードからシンプルなコード記法への逆戻しの練習。オマー先生、8割方までは超優秀で来たんだけど、最後ばかりは駆け足になってしまったな。それでも最良の先生のひとりだと思う。教え方も人格も素晴らしいし、なにより「英語がわかりやすい」のが留学生にとってはありがたかった。まだまだ穴の多い状態だけど、とりあえずバークリーの和声理論、必修ぶんはぜんぶ終わった。この領域に関しては、半年前と比べて目に見えてレベルアップしているので手応えがある。これから血肉化して、実作に繰り出せるよう早くなりたい。そんなことより課題が山のように積まれているのにまったく集中できなくてどうしよう。