出社の遅れが響いたこともあり、昼の間はずっと焦りながら仕事をしていた。原稿が雑になるのでよくないのだけれど、焦っているときならではのヒリヒリしながらタスクを斬っていく軽い愉悦というのもあって、それは子供っぽい全能感のかけらが宿った自己満足で社会人としてはゴミみたいな話なのだが、でもまあ嫌いではない。ただその状態を「できる」と勘違いすることだけはしたくないわね。ほんとにできる人はのんびり取り組めるように事を運べる人だ。

晩はひうらさとる先生、つうか真理子さんのお誕生日会でギロッポン。マンガ家さんは末次さん、羽海野さん、ヒグポン、朝も駅で会った松田さん、慶子お姉さんら、一緒。あと幹也&ミナ、幅、江口、尾原家、赤荻家、塩川夫妻、マッスー夫妻、トゥーンズ家、独立&独り身になったカトちゃん、森さんら、変わらぬ顔ぶれ。大人たちの老化に比し、子らの育つののまぶしいことよ。銀ちゃん、カンタ、もちろんミナも、皆、まぶしい。

パーティがお開きになり、上原の、徹くんの行きつけだというスナックに行く。途中若いデザイナーふたりを拉致して巻き込む。昭和のスナックにてカラオケなど嗜む。のち赤荻家に移動して、とりとめもない、酷い話だけ延々。昔たまり場があったころは毎週こんなだったけど、ここ何年、なかったこと。調子に乗って酒を舐めてしまった。洋子ちゃんの頭に角がはっきり見え始めた6時すぎまで粘り(笑)、朝日の中、帰宅。そういや昼に健康診断があったはずだが、すっかり忘れて、飲み食いしてしまった。