ヒップホップラボ、中間試験のあるラボって他に聞いたことがないのだが、とにかくヒップホップの歴史で小テスト。まったく勉強しなかったけどクラスで最高点だった。そりゃおっちゃん86年以降はリアルタイムやったから当然やんな。でもビースティの初来日は行けてないねん。残念なこっちゃ。

晩にハーバードスクエアまでスザンヌ・ヴェガ見に行く。57歳。ルカのPVの少女とはさすがに風貌が異なるとはいえ、たいした美魔女ぶりで、がんがんお目線振りまいてらっしゃった。インスタにムービーあげたので見てみてください。客は白人オンリーでセグメント的にはスザンヌヴェガと同世代の女性がいちばん多かった。となりにいためちゃくちゃ背の高いおばさん(美人)に、あらアジア人なの、若いわね、いつからファンなの、え、ルカから聴いてるの? あなたいくつ? 42? アジア人の年齢ほんとわっかんないわ! みたいなことを一方的にまくしたてられて苦笑。

サポートはギターにゲリー・レオナルド(後期デヴィッドボウイのサポート)、キーボードに若い知らない人。ドラムレスだけどめちゃくちゃ練れていて感心しまくった。ギターはシールドを2本出ししていて、たぶんあれ低音と高音だと思うんだけど、低音のほうはオクターバー踏んでベース音鳴らしていて、数曲ではルーパー踏んでパーカッシブなフレーズ回しながら空間系のアルペジオ弾いたりして、とにかく巧みだった。キーボードも右手ピアノで左手シンセベースだったりして、低音への意識が強く行き渡っていて素晴らしかった。あと言うまでもないけど場数を踏んだスザンヌヴェガのギターもバカ上手かった。上手いが基本装備の国なのだった。