カウンターポイント1、ちょっと寝坊して遅刻。まだ始まったばかりでよかった。しんどくなってきた頃に遅刻とかするとほんとに落ちこぼれかねないのでこわい。それにしても対位法は、ポップスの和声やアレンジメントみたいにはっきりした答えのない、「こっちよりこっちのほうが響くよね?」みたいなふんわりした領域があってモヤっとする。

ルールを覚えることに先立って、このほうがよりよい、という感覚の価値付けをインストールすることが肝要なように思える。そしてそれがまだ自分には染みついていない。「この響きはヒドイだろ?」と言われて、えーぜんぜん普通だけどなーとなってしまう瞬間が何度かある。なんだかんだ言って自分の耳も現代っ子ということなのだろうか。まあ昔は7度だって死ぬほど不愉快だったらしいので、そういうもんなんだろう。

そのあとトーナル2、セカンダリー系。ポップス和声と違って、おなじみセカンダリドミナントに加えセカンダリサブドミナントセカンダリーリーディングトーンという3カテゴリに分類される建てつけ。なるほどー、とマジかよが半々な感じ。シューマンとかベートーベン聞いて曲のなかにセカンダリーの部分を指摘する練習。それにしても先生が早口でだんだんと脳が痺れていく。いつになったら楽に英語で授業を受けられるようになるんだろう。卒業までこのままかな。