Introduction of Music Business(と書くのがめんどくさいので今後MB101と書きますが許して)2回目、先週のおさらいを生徒グループにTEDスタイルでやらせる趣向。どうしても総合的な科目は生徒のアテンション低下が避けられなくて、それを回避するために各教員いろいろな工夫を凝らしている。抜き打ちテストみたいなハード志向から、持ち回りプレゼンみたいなクリエイティブ方向で求心力高める人とか。

授業内容はミュージックビジネスの世界を総覧、って感じで、音楽出版社からレコード会社、流通、小売、いまどきならアグリゲーターサブスクリプションサービスまでプレイヤーをひととおりなぞり、あとはメジャーカンパニーとサブレーベルの名前を列挙。「いまや日本のような特殊な市場以外ではCDの売り上げは低下の一途をたどっており」と説明されてモギュっとした気持ちに。それは握手券つうものがあってですなー。CDもダウンロードも下落で生命線はサブスクリプション、って言い切ったのですごいなーと思った。

ところでメジャーである必要ってある?という話運びから音楽にまつわるコストの話になって、もうぜんぶベッドルームで自前でやっちゃえばいいんだよ、いい時代だよーって先生が押し切ったところで終了ー。2時間の授業だと、集中力、というか脳のスタミナに限度があるので、どうしても英語の理解力がみるみる下降していくのがはっきりわかる。そしてどっぷり疲れる。終わった頃には何もしゃべれない状態になっていたりする。

9月はいちばん入学生の多い季節なので(次が1月で、5月がいちばん少ない)、学校じゅうが社交に色めき立っている。おれはちょっとそこまで熱心になれないでいるけど、言葉の至らなさもあるし、あとどうせパーティに呼ばれても飲めないし、みたいなシケた気持ちもある。みんなファイナル近くになれば忙しくなってハウアーユーも言ってる余裕がなくなったりし始めるので、やっぱりいまのうちに友達関係を築いておくのがいいのはわかっているんだけど。今セメどうしても中だるみというか低温なムード。

あとどうでもいいけど、月曜のムーブメントの授業をすっ飛ばしてたことにいまさら気づいて顔面蒼白。まだ一度しか飛ばしてないんで追いつけるだろうけど、何やってんだーという気持ち。何ってそりゃ、ポケモンやってたわけですけど…。きょうはビーチからドーチェスター通りでアシュモント、ノースクインシーまで足を伸ばしてみた。まったく出不精だったのが、すっかり秋の気配になって慌ててきた。もうすべてが寒さに閉ざされる冬が近いのだ。行動の自由があるうちにあちこち見ておきたいという気持ちに駆動されている。