GBギグの2回目。もういきなりパーティーバンドの実践トレーニング。「ボンジョビやらされるのも人生経験だぜ」かんべんしてw。いまどきはパーティバンドでもバンマスが有限会社を立ち上げていてメンバーに給与を払うという形が増えているんだとか。理由は訴訟。2003年にグレイト・ホワイトが100人の死亡者を出す火災事故を起こして示談金の額が高騰している中、個人だと無限責任となってしまうらしい。「あとは税制面でも有利だから、みんなもさっさと会社立ち上げちゃいなー」。まじかよ。

晩にネオソウルアンサンブルのオーディション。結果から言うと、落ちた。普段は落ちてもあんまり落ち込まないのだが、今回はいくつかの理由から、たいへんに落ち込んで、ひと晩じゅうアーウー呻いていた。いちばんは、ひょっとしたら通るかも、という期待が育ってしまっていたことに起因する。先週集まった3人のベース、ほとんどドングリの背比べというか、ぶっちゃけ俺通るかもってレベルだったのだ。ところが先週やるはずだったのに時間切れで今週に持ち越しになった。そしたら話を聞きつけて3人ひょっこりやってきて、エントリーが6人に増えた。そのニューカマーのなかにひとり飛び抜けて上手い子がいて、もう全員がアーという顔になるのを目撃したのだが、とにかく瞬殺だった。

先週終わっていれば通っていたかも、という志の低い気持ちがひとつ。それから、ネオソウルという自分好みの、得意の領域で後塵を喫したというのがひとつ、あと、ほんとは2番目に弾くはずだったのに、たまたま自分の練習が最後でシールドが刺さっていたために、そして自分は2番目ですと咄嗟にしっかり主張できなかったために1番手に弾くことになってしまって、オーディションの内容がちゃんと把握しきれないまま探り探り始まってしまったこと。2番手以降はおれのを見て対策をできていたので、だいぶ楽そうだった。ただ自分が2番手以降だったとして、あの飛び抜けて上手い子と競えていたかというと、うーん、やっぱり、アーウー。

アーウーアー。