朝イチ、モータウンアンサンブル。いちばん楽しい授業なのだけれど、初回が良すぎたのでそれ以降がちょっと霞んでしまっている、という状態。最初は仲良く棲み分けていたベーシストのミンちゃんとも、曲が増えるに従って、ちょっと不協和音。俺がローエンド、ミンがスラップでミドルローって役割分担をすると機能するのだが、ミンがローエンド、俺がタッチワウでミドルローって役割にすると被っちゃってダメ。

なんでかっていうとミンちゃんはフュージョンっ子で、パキパキしたアトリエzみたいな音作りが好きなのだった。しかも低音に臆病で「もっとロー出しなよ」って言うと「無理無理」って言ってくる(普通破綻するときは逆で、お前出しすぎだろ、って胸ぐら掴みあうもんだが)。結局ベース2本の曲は少なめにして、あとは俺がクラヴィを弾くかミンがボンゴを叩くかで譲り合うことにした。全曲ベース2本でアンサンブルが仕上がってたらみんなびっくりすると思うんだけどなー。ざんねん。

あと、ひとりものすごい整形フェイスの子がいて、目が離せなくなってしまっている(日本の医者と手癖がぜんぜん違うので興味が尽きない)。あれ過程なのだろうか、完成形なのだろうか。いずれにせよジロジロ観察してしまうので、たぶん向こうは、やべえキモ中年に気に入られたオエーって思ってるはず。

さて休み時間にアレンジング2の課題終わらせる。8小節の4part soli、5管だからメロは2管でダブリング。難しい作業ではないんだけど思ったより時間かかった。プリントアウトして授業に出たら、「この課題はコンサートキーで書いてきてって注意書きあったでしょ」って跳ねられた。まじかよ。授業終了後、リペアショップにベースを引き取りに行って、なんだか倒れるくらい心身ともに疲れを覚えてしまって、このあと英語がひと枠あったんだけど帰宅して即寝た。タチの悪いサボりであるが、中年ともなるとこういうズルを挟まないともたないのだった。案の定へんな寝汗に包まれて、おかしな悪夢を見た。