はー、もう6月ですか、そうですか。きょうはおたのしみのモータウンアンサンブル。ベースが2本なので、おなじ音はふたつ要らないよなーと思ってフルセットのペダルボードを持っていく。ひさしぶりに持って歩くと重くて遅刻した。ラリーが「ベースのどちらかがモーグを弾きなさい」と言うので「僕がベースでベースシンセやります」と言うと「?」みたいな顔されたけど、音を出したら一発で気に入ってもらえて「イエーイエー」の連発だった。それにしても、楽しいなあ。全員うまいし、みんなモータウンが好きだからここにいるわけで話も早いし、笑っちゃう。

ただこれ、危ないなーって思った。たまに、いろいろな手法を組み合わせて延々バークリーに通いつづけ、ヌシみたいになっちゃってる人がいるんだけど、あれモラトリアムっていうのもあるだろうけど、単純にここの日々が楽しくて出たくないんだろうなー。音楽好きに囲まれて、みんなうまいし、話通じるし、あれやろうって言えばすぐできるし、演奏よければリスペクトされるし、快適だもの。おれだって19だったら、ここにずっと居続けたら楽しかろうと思うだろうよ。でもそれじゃまさに井の中なわけで、早いとこ出て、しんどい試される世界に泳ぎ出さないとならない。

宿題の英作文やっつけて譜面といっしょにプリントアウトして(作文も譜面も手で書いてこいみたいな人がいなくてむしろPC推奨なので助かる)、アレンジング2。管楽器の移調と音域について。教科書に書いてある音域はほんとなのか、また音質にどう変化があるか、たとえば金管楽器ピアニッシモで高音を吹くのは難しいし、サックスは低音部でピアニッシモが苦手、みたいなことを突っ込んでやってくれたので、まあ知ってることばっかだけどためにはなった。そのあと英語、異文化衝突みたいなテーマでディスカッション。ジヌーがくだらないことで先生に突っかかって授業が止まり、学級崩壊。きのどく。外に出ると涼しいのに日差しが刺すように鋭い。