昨日夕食の最中にチェアから同報メールが来ていて、「結局マイケル・リーグがアップライトも弾くからお前ら見に行けよ」みたいな内容だった。どういう経緯かというと、数日前に同じくチェアマンからベース科の生徒全員に「金曜に予定されてるビル・ローレンスのライブだけど、マイケル・リーグが自分の代わりにアップライトを弾くベーシストを探してる。腕に覚えのある者、名乗り出よ〜」てな内容のメールが来ていたのだった。いまをときめくスナーキーパピーのエキストラ募集である。

千載一遇のチャンスであると同時にあまりにハードルが高すぎて、いくら身分知らずの俺でも手を挙げなかった。エレクトリックだったら挙手していたかもしれない。いずれにせよブルったのは俺だけじゃなく誰も立候補しなかったようで(もしくは全員落ちた)、結局マイケル・リーグが自分でアップライトも弾くはめになったわけだ。時計を見るとちょうどライブが始まったくらいの時間、レストランから会場までは走れば5分、というわけで駆けつけることにした。たぶん2曲目の終わりくらいに入場。

ライブはピアノとノードシンセがビル・ローレンス、ドラムがスパット、ベースがマイケルリーグで、あとパーカッションにフェリックス?という若い人で、ほぼミニチュア・スナーキーパピーという趣。メロディラインのはっきりとした聴きやすい、けど微塵もダサくない現代的なフュージョンサウンドでたいへんに堪能した。マイケルリーグはアップライトを弾かせると、決して下手ではないけど確かにもっとうまい人がいたら頼むよな、というくらいの感じ。パーカスの子がシンセでパッド弾いたりしてアンサンブルがんばってた。

マイケルリーグが終了後ロビーに出てきてくれたので、機材のことやブッキングのことなど少し話す。俺みたい何者でもない人間にもものすごく丁寧に応対してくれて、なんでもフランクに教えてくれて、これはもうなんて人格のできたお方なんだろうと感動した。人徳が集まるわけだよね。来日が予定されてるので、日本ではニューチャプターとミツタカが要チェックだぜと吹き込んでおきました。最近また太ってきたのでジョギングして帰る。

土曜は夕方まで寝て、夕方にコソ練ジャム、帰宅してまた寝た。目下とある通販で言った言わないのトラブルを抱えていて、それがすごくストレスの種。日本語なら何てことないネゴシエーションなのに。