予想どおりドツボってます。編集者がいないので誰も催促してくれないのが問題だと思う。朝イチ、イヤトレのディクテーション(聴音)のテスト。1ヶ月前の惨状に比べればそこそこまとまったとは思うが、5拍子の曲でめためたになった。あと1回!って泣き入れたらリピートしてくれたのでスコット先生いい人。

試験期間中なので練習室がくそ行列。待ってらんないので廊下に座り込んでオーディションの準備をした。このあとのプライベートレッスンで今週の課題曲とされていたau privaveを、そのままオーディションで使い回すことにする。手抜きとしか言いようがないが、準備期間が取れなかったんだから仕方ない。とりあえずテーマだけでも弾けるようになっておかないと。

リンカーン先生にレーティングオーディション受けてみようと思うんですと言うと、「いいね、ゲンなら現時点でも4か5には上がると思うよ、6は…ないかなw」という返答。「ところでオーディションはいつ?」と聞かれたので、このレッスンのあとすぐなんですと答えたら、「そりゃ大変だ、今日はオーディション対策にしよう!自由曲は何?」それがですね、今日のau privaveを使い回すつもりなんです。

先生、一瞬の「こいつ…(楽しやがって)」という間ののち、「それは名案だね!レッスンとオーディション対策と一石二鳥だ」って肩を叩いてくれた。評点は単純な演奏能力のほかにアンサンブル感覚でも大きく変わるから、オーディションバンドとのアイコンタクトを忘れずにしなさい、とのこと。あとは即戦力リックをいくつか仕込みつつ、いつもよりじっくり付き合ってくれた気がする。リラックスして臨めば大丈夫だよ。と送り出してくれた。

迷宮のような地下通路の先に、オーディションのスタジオがあって、部屋の前でチューニングしてたらすぐに呼び込まれた。バンドは黒人のピアニストと、ドラムが何とコンティ。奨学金もらってる人はこういうところで働かされるのだが、経験値あがるのでうらやましくもある。そしてさっき呼び込んでくれた採点の先生、見覚えあるぞ…ってデイヴィッド・フュージンスキーじゃないか!しかもなんかコワモテ。コエー。

結局オーディションは、うわフュージンスキーだ!って思ってる間に終わっちゃって、ただでさえ乏しい実力すらぜんぜん発揮できなかった。オープリバーブはテーマ間違えるし、初見の読譜はラテンのところうまくチェンジできないまま終わった。直前に仕込んでもらったリックはなんとか繰り出せたw。ま、レーティングは下がることはないって聞いてるので、最低でも現状維持だ。くやしいけど、学内オーディションの実態がわかったし、経験経験。

にしてもボロボロだったなー。泣きながら帰る。深夜にチェックしたらもう結果が出ていて、レーティングはなんとかひとつ上がって4になっていた。一歩一歩のぼってくしかない。くっそー。練習あるのみである。