いつも月曜は盛りだくさん。イヤトレ4、とうとうブルースでアドリブを歌えという無茶振りきた。安全にシンプルフレーズでまとめる者、音名ぶっとんでただのスキャットになってしまうが拍手喝采を得る者、さまざま。おれは毎回の小テストの結果にムラがありすぎる。AとEを行ったり来たり。ラーニングセンターに駆け込んでハーモニーの宿題である偽終始のケーデンス5本をやっつける。簡単なのだが似てしまうのをバラエティつけるのに難儀した。

さてリンカーン先生の個人レッスン。先週代役のオスカー先生から申し送りがあったのか、エニーキーの分散和音おさらいから。コード進行に合わせての連結、スケールとのコンビネーションとさらっていく。ただ「焦らなくていいよ、君は学生だ、学校にいる間にできるようになればいい」みたいな感じでほんわかムード。こっちはそんなにのんびりじゃないんだよー。と訴えると、じゃあ、と言って宿題を山のように出してくれた。やるっきゃ騎士

そのあと「このブルース、ラテンでやってみましょう」と言っておもむろにトゥンバオでやらされたのだが、つんのめると「マジで?」みたいな苦笑。けっこう延々やらされた。トゥンバオ苦手なんだよなー。ゴーインズ先生はラテンの教則ビデオで売れっ子になった人だから、このあたりにけっこう重心があるんだろう。おれはラテンのハーモニーには興味が強くても、リズムはずっと無視してきた経緯がある(あまりにできないので)。ここらでいっちょ手を出してもいいのかもしれない。

次いでイヤトレのエキストラレッスンだが、待てどもクラーク先生が来ない。代わりにオスカー先生が来て混乱する。聞けば、クラーク先生がお休みなので代打引き受けたんだとか。なんかオスカー先生と縁があるぞ。向こうもそう思い始めてる感じを受けた。イヤトレ苦手なんだけどどうしよう、と言うと、オスカー先生はイヤトレも教えるのうまかった。ベーシストはテンション意識が薄いからトップノートに意識的になるといいよ、と言って自主練の方法を教えてくれたり。少しずつ精度上げてくしかない。

宿題を風のようにやっつけて英語。最近英語はもう直前の休み時間に宿題をやっつける悪い癖が習慣化してきている。きょうはMr.ビーンを見たり、モダンファミリーを見たり、今後数週間の目標を自分で立てるという課題。モダンファミリー、3周目に字幕をオンにしたのだが、字幕をオンにしても言ってることの半分もわからないので戦慄した。まだこっち来て2ヶ月経たないが、ほんとにこれぞ五里霧中である。日本語に置き換えて考えてみよう……デーブ・スペクターは無理だとして、サンコンさんやゾマホンくらいにはなれるだろうか。どんなにがんばってもデーブスペクターになれないと考えると暗澹たる気持ちになるな、これ。