きのうはヤチくんとピストで出かけて、千里眼で年に1回恒例の冷やし中華を食べて(残した。塩ッ辛かった)、そのあとバーを3軒はしごして、なんだか神山町の家に住んでいた頃のような、つまり酒に溺れていた日々のような、すごく懐かしい感覚に囚われたのだった。楽しかった。それに僕はいまやもう、舐めるほどもお酒を飲まない。あんなふうにドロドロになったり、もうしなくていいのだ。素晴らしいことだ。

チャリ飛ばして夜の盛り場を流す、ということをもう20年近くやっているのだった。おかげで見てみろ、人生は台無しだ。ただ楽しい楽しいでおもしろおかしく笑っておしまいだ。それでいいじゃないか。それでいい、ということにした。気が楽になった。

そして今夜はすべてを持つ男こと座二郎氏と河岸に繰り出したのだった。ザジは高学歴で食いっぱぐれのない資格を持っていて一部上場企業勤務で高身長でカミさんがくそ美人でガキがふたりいて、バンドではボーカルで漫画家で、おまけにジェントルで心優しい男なのだった(Fラン無資格零細勤務低身長独身歌えない絵は描けない下衆で辛辣な人ー?>はーい)。それほど境遇に違いはあれど、男なら意気投合することがあるのだ。なんでか知らんけど。

ザジが連れてってくれた店のおねえちゃんがカワイカッタ。一部上場企業の威力を見た気がした。