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採用する人材を決めてから、すっかり気分がよい。今回は難産であった。トリッキーな手を使った。が、終わってみれば自分らしい仕事であったとも思える仕上がり。僕は管理職としては基本ゴミのようなカスだけど、選考だけは悪くないといつも自負している。あとは迎えるだけだ。
晩にタバタにお呼ばれして、近所の本屋でゲスト講師みたいなことをやる。参加費を頂戴するイベントということなので、ちゃんとお土産を持って帰れるように、筋道を立てて話した。最近やった人前でしゃべるシリーズではもっとも内容も反応も芳しいものだったように自負するが、それもこれも、参加者が熱意ある同業者であるというセッティングのせいだったのだろう。
新雪園で打ち上げ。お客さん3人ほど巻き込んで連れて行く。安心して与太話。別れ際、田端とシェイクハンド。人生を通じて世話になっている人がいるというのは、良い人生なのだと、それはそれで、思う。話は違うが、きょう死ななくて済んでいるのは10年前の日記があるからである。ならば10年後に死ななくて済むように、というのが日記をふたたび付ける動機である。