スケール練習、2度寝、のち駒沢。フラットはさっぱりダメだがランプは存外取り戻した。熱射病ぎりぎりまで汗をかいてご機嫌である。

ここのところ、うちの路地を出たところの角のタバコ屋のババア(94歳)にロックオンされている。こないだ雨の日にかったるくてタクシーで出社しようとしてたら「歩け〜!」ってたしなめられたのだ。話の内容はいつも、向かいのまいばすけっとがタバコ販売を始めたせいで商売あがったり、というのと、もう一人きりであとは死ぬだけだけどほかにできることもないからタバコ売るしかない、というの。難しいことを言うと聴こえないふりをするのがちょっとずるい。

晩、ジャリの散歩、のち繁華街を闊歩。さいきん、といってもNYとLA旅行から帰ってきてからなんだけど、東京にいるままにして、旅に出たような感覚を得る方法をなぜか会得してしまって、たまに遊んでいる。いくつになってもフロンティアはあるし発見は楽しい。

早朝、新宿駅ロマンスカーカフェで朝食を摂っているのだが、ここのカウンター席はロマンスカー線路の延長線上にあって、つまり自分に向かって真っ正面にロマンスカーが進入してくるのを見つめることになる。心に浮かぶのはふたつのことで、ああいっそあれに飛び乗って強羅花壇に駆け込んでしまうというのはどうだろうということと、いっそあれがスピードを緩めないまま突っ込んできて店内ごと僕をぐしゃぐしゃに吹っ飛ばしてくれないだろうか、ということだ。

前者はスチャダラパー / トラベルチャンスで、後者はThere is a light that never goes out / The Smithsですね。