疲労がまったく抜けないのだが、朝イチからどうしてもアトリエAに行きたくて、がんばって起きる。アトリエAというのはダウン症の子たちのための絵画教室で、友人の赤荻夫妻が主催している縁でお手伝いさせてもらっているのだけれど、先生とかコーチとかメンターというのではなくて、完全に一緒に取り組ませてもらっていて、それがなんというかとても自分のために役立っているのだ。言葉の選びが適切か自信がないけど、慰撫されている。

私の役目は子らの話を聞き続けることで、そして話はさまざまだ。絵日記を描く子もいれば、自分の考えたAKBのメンバーリストを書き付けるデータ派もいるし、ポケモンを模写し続ける子もいる。自作のラノベのキャラクター表を書き続けてる子もいる。さりとてみなそれを欲してやっている。体面づくりや、ここはこうしておくもんだ、みたいなおざなりな気持ちで描いている子はいない。それがとても私の慰めになる。たまに乞われて私もペンを持つことがある。それは一種のセラピーに似ている。

その足で講談社さんへ、別マガ感謝祭の取材に入る。一眼のAFの判定アルゴリズムが最悪で、ほんとに最悪で、投げ捨てたくなる。もうこれ自費で買い直そう。途中あまりのねむみに、光文社横のロイホに退避して仮眠。ニコ生の時間に戻り、ふたたびカメラマン稼業。60DのマルチポイントAFまじクソ。40Dのほうがいい子だった。

あわてて移動して不動産の契約。連帯保証人のほかに保証会社(有料、家賃0.8ヶ月分)が必要というのがどうしても納得いかず、ごねる。なんだかんだって持っていかれる不動産契約、ほんと不当。だいたい保証会社なんて貸主の厚生のためのものなのになんで借主が負担せなあかんの。10何万なんて大金だもん。家賃6ヶ月ぶんの保証金入れるから保証会社なしにできんのか、という相談を持ちかけてきょうは契約せず。なんだかなー。疲労困憊。