疲れた1日だったね。11時出社、ひと仕事終えて、明治大学へ。大学のときの先生にひさしぶりにお会いするのだ。わたしはこの人を前にすると蛇に睨まれた蛙というかモジモジ王子というか、とにかく何にも言えなくなってしまう。それは15年経ってもまったく変わらないのだった。話はなかなか一筋縄ではいかない話だった。

終えて、入院中の友人を見舞うつもりだったが連絡が取れず、返信を待つ間、腹ごしらえ。松屋に行くが、ふと思い立ち、最近足を向けていなかった神田薮でじゅんさい蕎麦。別にここがやらなくても、といった風情。せいろ1枚足し、つゆを飲んで、はあ神田薮に来た、と満足す。

ちょうど返信がきて、東大病院の入院棟へ向かう。最初に会ったのは18歳のときだったから、もう知り合って20年になるHSくん、談話室で同じくお見舞いの友人3人に囲まれ語らっている。なんだ、笑ってる、よかった。博報堂時代の同僚おふたりと、ウェブデザイナーの齋藤さん。齋藤さんは伺ったら矢坂さんと一緒に会社やってると聞いてびっくり。タッチーものりくんも竹中さんももちろんご存知で、なんだ、近い近いと笑う。HSくん、とにかく快癒を祈る。念を送る。

本郷三丁目から御茶の水、新宿、で帰社。打ち合わせなどしたのち、倒れて寝てしまう。日付が変わる頃目覚め、ちょっとノウエちゃんにこぼしたい愚痴があったので呼び出して、吉祥寺に移動したら臼杵、ノウエ、唐木という謎メンツで呑み(うちおっさん2人は下戸)。明け方までとめどなく話し続けるが、言いたいけど胸の辺りにたまっていたモヤモヤを言語化して吐き出せたので、とても助かった、ありがとう。