6時に起きれたのに、2度寝。これは拙いぞ。

これからどうしようもなくこころの狭いことを書きます。うちの犬を見て「お、ミニピン」と言う人、おれどうしてもこれが許せなくて。10年間。いつも「違います!」と言い続けてきた。どうでもいいことだよ、擦れ違った他人が犬のことを何て言おうが。ただ「あれミニピンつうんだよ」、これだけはもうおれの心の狭い狭い部分に障るのです。ミニピンに恨みはないよ、一切ないし大好きだ。ただ、わかったふうな顔をした奴が許せないのです。

ドーベルマンだ」とか「チワワ?」とか「ネズミ!」とか言われるなら、一切腹も立たないんですよ。それはただの無知で、知ったかぶりではないから。うちのはトイマンチェスターテリアという犬種で、まあ大まかには似てますよミニピンと。でもね、ぜんぜん違う。ミニピンは断耳するし、マズル短いし、体型も違うし、なにより断尾するからしっぽがない。秋田犬と柴犬の同定より簡単なレベルだよ。

生半可な知識でわかった風の顔するトーシロの存在は、「おれガンダム好きなんだよ、ザクかっけえ(グフだっつの)」の昔からある古典的な問題で、いまさら目くじら立てることないんだけど、どうしても犬のこととなると、こころの狭さが前面に出てしまう。おれだって程度問題で、テリアグループの奥底とかマスチフグループの地域種とか、さっぱりわからないよ。だけど、わからないから、黙っています。ここのところあまりに続いたので、書いてしまった。

晩、渋谷へ。「渋谷の街が奏でる」3夜目にちょっとだけ顔を出す。会社に戻り、所用を済ませたのち、真夜中のサイクリング。踏むぜウオー。どうしようもないことに襲われたときは、小学生のときから、ペダルを漕いでやり過ごしてきました。ぜんぜん変わんない。成長もないが、死ぬほど落ち込むこともない。今夜も死なずに乗り越えられた。そして毎日少しずつ老いていく、孤独なたましい。あとファミレスで朝まで原稿。