4/13 晩、企みごとあり、さゆけーさん来社。ソファで仮眠してて待たせてしまい、申し訳ないかぎり。たいへん頼りがいのある助言をいただき、ありがたい。忙しくなるけど、がんばろー。

4/14 ずっとつらかった花粉だけど、ちょっと軽くなった気がする。さすがの杉山も在庫一掃か。昼、SG社H様来社、ありがたい限り。晩にひさしぶりのどしゃ降り。自転車で出社してたので億劫だけど、ちょっとうれしい。

コンバースのスケートシューズ、国内展開はないんだけど新年くらいからみんなニュースをキャッチして気にしてて、でもオフィシャルの写真を見る限りだとどうにもかっこよくない。こりゃダメかなーと思ってたら最近になっていろんなカットが出てきて、それ見てたらやっぱチャックテイラースケート、いいかもしれん。実物見たいけどどこにもあらへん。

4/15 きょうは早く帰れるかも、スケート行くぞー。と思ってたら好事魔多し。とある図版が届きませんよ。いろいろやってもらったけどどうにもならんので23時半に「いまから取り行きます」。終電危ないなーと思いながら神保町。戻ってきて記事アップ。全メディアで最速出しだぜーーークタクタだーーぜーーーー。せっかく神保町行ったならキキちゃんの顔見てくればよかったなー。

4/16 朝、T社A様来社。気が付けばヨタ話で2時間あっという間、とても楽しく話せた。たぶん周波数が合うタイプの人だと思う。そういや合わないタイプの人とどう話せばいいのか、ずっと考えていたけど、考えんのやめたら合わない人が減った気がする。間を置かず昼、E社M様来社。お名前がすごかったw。

ここ数日、ひさしぶりに仕事の手が動かない(取り掛かれない病)。朝6時までモニタとにらめっこ。それでも手が動かない。煮詰まった。

4/17 いよいよ追い詰められて、風呂で悪夢を見て起きた。この追い込まれ感覚、ひさしぶりでちょっとグッとくる。だがそれどころじゃなく、ひと様に迷惑と心配をかけすぎ。一日作業。アチャコの夜トコには行けなかったけど、がんばったら割といいソリューションが思い浮かんで、それが決まってからはさっくり終わった。でもその時間コミナタの更新が止まってしまい、キャパ小さいんじゃねーの?と突き上げを食らうw。

4/18 まーよう寝た、寝た。夜中にドンキへ買い出しに行くもぜんぜん用が足りなくて、帰りに半ば期待せずに入った三宿小田急OXでぜんぶ揃っちゃった。去年できてから見くびってて一度も足を運んでなかったんだけど、かなり使えるわー。24時間だし、なんかお惣菜半額だし! 今度からはまずOX行ったろ。ところでOXってどういう意味なんだろ。雄牛・・・なんか絶倫な感じ? ミノタウロス

4/19 ほんとはあきる野へみんなとスケートに行ったり実家に寄ったりするつもりだったんだけど、起き出したのが遅かったのと、昨日ぜんぜん家事をこなせなかったので、あきらめる。洗濯機2回、掃除、せめてものスケートでジャリ散歩。

暮れてから出社して雑務処理。晩に田口邸にて企みごと。の前に食事をいただく。いつもごちそうになってばかりで悪いわん。でもいつもおいしいので拒めない。マッスが来ていよいよ会議、陰謀の輪郭が見えてきた感じ。んー忙しくなりそうだけど、楽しそうだからがんばるわよ〜。

帰りに山口でマンガ買い込んで、ファミレスで読んだろと思って三宿のJ's gardenに行くも、大惨事。はす向かいのデニーズにも劣る酷いバイトが出てきて、いやまず呼べど待てども出てこなくてw、やっと来たら待たせたの謝らなくて、今度はオーダーしたメニューが品切れで、それも謝らなくて、あげく食器が足りなくて、それも謝らなくて、もう金払ってムカムカしただけだった。せっかくのマンガがムカムカに侵食されたらもったいないので、読まずにとっとと出た。俺の心が狭いのだろうか。狭いのだろう。落ち込む。

4/20 昼、DNP様来社。見積り見て、鼻血どころか下血しそうになった。さすがやの〜。でも逆に、金さえ払えばなんでもできることがわかったとも言う。んー、あきらめよう。

前に日記で触れたTUTU HELVETICA、けっきょく正体はやっぱり真部+えつこだったんだけど、最初に聞いたときになぜそれを確信したのか、ということを思い返すと、ちょっと感慨深い。

具体的に最初に耳にしたとき何を思ったかというと、相対性理論フォロワーかと思ったんだよね、いっしゅん。ウィスパーボイス+わらべ歌的ペンタメロ+多パートのコンビネーションで音像を立ち上げる淡色水彩画的アレンジメント、という相対性の音楽的特徴を持っていたから、そうかー若い人はいまこうなのかー、なんかひとつの流れがあるのかもしれんねー、みたいに勝手に思った。

でもそれはちょっとの間だけで、や、これはやっぱ真部脩一だわー、とすぐに思い直した。思い直した理由はかんたんで、歌詞があまりにも特徴的だったからだ。「世界はピカピカUFOで/くるくると回る」とか「2階の目薬フォーリンダウン/放たれて落ちる」なんていうパンチラインは、どうにも唯一無二の言語感覚だろう。たとえサウンドプロダクションはいくら真似っこできたとしても。で、そう確信した。

これはなかなか稀有な体験だった。ある音楽をブラインドで聞いて作者を当てる、というのは、作者や演者が(望むと望まざると)跡付けたサウンドスタンプを頼りにするのが常で、たとえばつんくならアーイエー合いの手、小室ならか細いコーラスと無関係転調、清水信之ならピアノに重ねるグロッケン。ヤマタツならあの壁コーラス、ブライアンウィルソンなら、PWLなら、モロダーなら、枚挙に暇はないけど、みんな聞けばわかるでしょ。

でもサウンドじゃなくて歌詞で、この人が書いたに違いない、と同定させてくれたという体験は、ちょっと他に思い出せないなー。松本隆ぐらい? いやそれだって確信まで至らない気がする。そんくらい(ありがちで陳腐な言葉だけど)オリジナリティと強度を持ったリリックだと思った。彼が書く詞は。

4/21 なんか早起きできて10時半(それでも遅刻だが)出社。やっぱ午前があると一日余裕持って過ごせるなー。ただ仕事中に食すお菓子の量がハンパなくなっていて、いよいよ社員からも可哀想な目で見られはじめている。デブまっしぐら!

晩、驟雨に負けてヒロシの誘いを断ってしまう。そしてスケートぜんぜん行けてない。明日こそ行こう、そうだそうしよう。