その後の餃子

rootsy2008-10-02

理由なく突如できた格闘家のような餃子耳。自然に治るのを待つ、という医者の方針に従っていたが、行く先々で「寝技やってらっしゃるんですか?」「とんでもねえアタシャ神様だよ」みたいな会話を繰り返しつつ、いくら待っても腫れが引きゃしねえ、どころか、なんかその血のたまった袋の厚みが増してきた感じがあって、このまま肉として固定化しちゃうんじゃないかと懸念が高まってきたので、この症例、病名でいうと耳介血腫に豊富な経験をもつと評判の耳鼻科に行ってきた。

最初にかかった近所の外科医とはまったく正反対の所見。早めに穿刺して血を抜かないと、溜まった血が肉芽繊維化して軟骨と癒着し、耳の形が変形してしまうケースが多い、すぐ抜いたほうがいいでしょう、とのこと。その場で注射器で血を抜いて(2cc弱。抜いた血はすでに褐色化していた)、癒着を促すための治具、要はマイルドな洗濯ばさみをつけられて帰ってきた。

ちなみにその後、抜いたところにまたすぐ溜まっちゃって、5日後に抜きに行ったんだけど、量は半分くらいの1ccほど。このまま溜まったら抜くことを繰り返しながら、できてしまった袋が端のほうから癒合していくのを冶具で促進していく方針。けっこうふさがってきた感じはあるし、いまんとこ感染もないので、近いうち治るんじゃないかな。すでにちょっとだけ耳の形変わっちゃったんだけど、たぶん他人にはわかんないレベルだし。

また原因だけど、ほんとに何もなくてもなっちゃう人はけっこういるし、自覚してなくても枕にこすりつけたりしてなる人はさらに多いとのこと。心因性? ハハハ、なくはないけどまずないでしょう、と笑い飛ばされた。あんのヤブ医者・・・コロス!