ああもう、自転車を漕いでいるときには、あれも書かなきゃ、これも書かなきゃってトピックが山積みになるのに、家に帰って机に向かった瞬間にぜんぶ忘れてるなあ。あ、ひとつだけ思い出した。この9000円送料込みで買ったチャリンコ、届いた当日に早くも壊れたんだった。坂道でちょっと本気出して踏んだらさ、クランクってわかります? ペダルのついてる棒ね、あれがひん曲がっちゃった。クランクのセンターが出ていないと、漕ぐたびにぐにゃりぐにゃりとものすごく気持ち悪い感覚が足首を襲うのだが、もうこればかりはどうしようもない。メーカー品にすりゃあよかったけど、でもそもそもメーカー品のビーチクルーザーなんてあんま見かけない。ハァ安物買いのぉ〜、とドドイツが出るのであった。

午後、自転車で藤沢まで出る。若い子はみんなオシャレだなあ。一見しただけじゃ原宿となんら変わらないよ。ほんとはいろいろ違うんだけど(笑)。一方で、中高生がダサいのが地方都市っぽくて凄く良い。バイト代が入る年齢までは、完全に親と地域の影響下にいるわけだから、たとえば服を買う、髪を切る、とかのクオリティを自分で統御できないわけだ。親の意識と、あとインフラの問題になってしまう。そうすると、こればかりはどうしても都会の子と差が出てしまうね。だいいち前の家のあたりじゃ、子供の姿を見なかったけど。外で遊ばせる習慣があんまりないし、送り迎えはクルマだから。

さておきタワレコでバウンスだけもらってきてサーティワンのベンチでぺらぺらめくっていたら(カーリー記事の書き飛ばしっぷり! それ以上の誌面クオリティの落ちっぷり!)、高校生の女子集団がきゃあのきゃあのやっていて、ふと聞こえてきたのが「あたしね、ギター買うんだ」。反応は「えーなんで」「いいねかっこいい」どれもまったく彼女のことなんてわかっちゃいなかったけど、名も知らぬ少女さん、君とギターとの出会いが、祝福されますように。と俺は祈った。全身全霊で祈った。

帰宅して海。地獄のような小波っぷり。それでも10分に1本だけ、モモくらいのセットが入る。ラインナップの5人くらいで、みんなしてじっとそれを待つ。勝手に我々は通じ合っているのだ、なぜなら同じものを待っているのだから、という気になってしまい、自分で苦笑してしまう。シンパシーとは何だ。陽が暮れてからは、動いていないとちょっと肌寒いので、スエヒロからプールガーデン前まで意味なくパドリングで移動してみた。500mくらいあるかな? けっこう死んだ。筋トレもっかいイチからやりなおすこと。ところでこれはサーフィンなのだろうか(笑)。<115回目>ほぼ無風、スネヒザ、湖、1時間半。


朝イチの海チェック&ジャリ散歩で表に出たら、東西南北、全天空に広がる、ものごっつい朝焼け。世界どピンクで俺の網膜が狂ったのかと一瞬思った。

さっきのは西の空。これは北東方面。この雲はこのあと、早朝の雷雨となって地上のエレメントをクールダウン。 あたりまえだけど、この空の広さは季節マニアとしては堪えられない。

地元の名士、ウルトラセブンの中の人、のお店。 ちなみに近所の神社ではセブン祭りなるお祭りも開催される。