若者が全員、男子はオレンジレンジ、女子は若槻千夏にしか見えない病気に罹っていますルーツィです。先だっての秋冬はひさしぶりに別珍が大ブレイクしましたね。通勤電車のひとつのドアに少なくともふたりは、小さめに別珍ジャケットを羽織り、インナーはプリントT、ネックレスかロザリオ、半分の確率でウレタン野球帽で襟足長め、といった出で立ちのティーンを見かけました。そのころ我が家で常に議題となっていたのは別珍ロックについてで、ロックっつっても別に予備校ロックがどうした、とかサンボマスターの真ん中はありゃカーティス目指してやがんなお見通しだ! とかそういった話じゃなくて、ヘッドロックの方のロックの話です。

ほら、別珍って毛足が同じほう向いてるから、別珍同士が擦り合うと、ときにガチッと噛み合ってしまったりします。これは存外危険ですね。黒セル眼鏡のボーイズが、通勤通学の電車で、思わぬ相手と腕ガッチリ、お、降りれない。骨っぽい男子どうしが、デートの最中にも関わらず、エレベーターの乗り降りで、彼女放っぽりおやまガチッ。別珍ロックの磁力によって、東京じゅうでこの冬、数えきれないほどの何でもない男の子同士が、わけもなく出会ってしまったのでした。ハイ、僕らはいつも以心伝心♪