海へ。タバタはお休みでカンちゃんと美織と。残念ながら千葉、湘南ともに波はなくて、それでもいちばんマシだった東浪見に入ったが、やはり致命的に小波。おまけにトロくてスープもすぐ消えてしまい、どうにも乗れなかった。不思議なものだが海にも晴れ男晴れ女みたいなものは確実に存在するらしく、今のところカンキくんと行くと必ず陽気が良くて真冬なのに温かくて、なのに波が悪い。対局はハルコで、ハルコと出るとたいてい雨かどん曇りで寒くて、けれど波はめちゃくちゃ当てる。不思議なもんだ。二人が同乗したらバッティングによってどんな酷い、もしくは良い結果になるやら、一度いっしょに連れて行ってみたい。<100回目>東浪見、ほぼ無風、ヒザモモ、トロダンパー、3時間強。

今日でサーフィンをはじめてちょうど100回目になる。時間にすると1年半弱。いい機会だからある初心者の記録として一区切り、まとめておこう。まず基本として僕はかなり運動ダメなほうで、端的に言えば中の下くらいの運動神経だ。それが100回やってどんくらいのとこまでくるかと言うと、まずカットバックとかリップとかフローター、みたいなビデオとかで見かけるサーフィンの技には、まったく縁がない。波が良ければテイクオフできて、さらに波が良ければ横に走れることがあって、さらに波が良ければちょこっとウネウネすることがあって、というレベルだ。すべては波のおぼしめし次第。それにいつも、上達した次の瞬間には感覚が更新されて、常に何事もなっちゃいないと思わせられる。言葉で言えば、初心者、の入り口、といったところだろうか。ようやく登山口だ。先は長い。