リキッド帰りのまま海へ。千葉北のほうが波上がっていたんだけど、まだ4回目のカンちゃんを気遣って(嘘。ほんとは我々も寒いのイヤなだけ)南房総を目指す。鴨川。マルキから見始めたのだが、腰ぐらいのインサイドブレイクで、できないことはないのだけれど、ああでも他を見たい、という感じ。一応どっか当たってるところはないかと、グランド、J's、白渚、花籠、千歳まで見て回ったのだが、結局のところ最初のマルキがベストで戻って入る。無駄足になっちゃったけどカンちゃんにいろいろ見せることができたからよしとしよう。

波はタルくて、それでもまあ普通にれんしゅうれんしゅう。3時間ほど入ったところで突然サイズが上がりだして、うわー行くぜーって思ってたんだけどパドルが切れてしまっておしまい(弱すぎ。懸垂20回できるようにするのが来年の目標)。サーフィン自体でこれといったステップアップだとかスペシャルなできごとはなかったけど、しかしいつ来ても南房総の海の色はほんとに海の色をしているので神様にピースしたくなる。カンちゃんはともかくタバタまで例のしどろもどろの情動吃音でめちゃくちゃハイになっている(例:や・あの!スピ!ハッああ・・・。訳:いやーあの上のスピーカーからのハットの音がめちゃくちゃクリアでマニアックってやっぱりいい音だなあって改めて思ったよ)。<98回目>マルキ、微オン、腰→腹、3時間ちょい。

帰り、俺は速攻で寝てしまったのだけど、目が覚めると地下駐車場みたいな風景で、でも都内に着いたにしては早すぎる気もしてここどこ〜? って聞いたら海ほたるだって言う。タバタが一度も通ったことないっていうんでアクアラインを通って帰ってきたみたい。通るまではあんなもん無駄だとか4千円近くも払ってバカバカしいとか散々抜かしていたクセに、いざ通ってみると大興奮で、いやー、これは利便性とかなんとかよりこんな巨大な建造物を人類が建ててしまったことが素晴らしいわけでこんなすげえもんが作れるならハマコーしぇんしぇえも利益誘導型の族議員も存在価値があるというかいや素晴らしい、とかまくしたてている。半分眠った意識でぼんやり見た、浮島のプラント群に灯る蛍光灯のあかりがあまりに冥土じみていて、一瞬寝てる間に事故って死んだのかと思った。

そんでまだまだ今日は終わらない。帰ったらすぐにTFJがやってきて、瀧ちゃん、潤くん、リョウタさんも来て、年末男会。マンラブの最終回と、邪願霊をみんなで見た。TFJは自分で持ってきたアニスのお酒と塩漬けチーズと黒パンの取り合わせ(ギリシャの安酒の定番コンボらしい)が大成功だったのに気をよくしたのかずいぶん普段見ないくらい飲んでいて、そしてずいぶん普段言わないようなことを口にしまくっていた。僕らが「鉄人」と呼んでリスペクトするTFJも、やっぱりいろいろたいへんなんだなあ、と一瞬思ったが、それより酔っぱらって会話がループしてるのが耄碌したおじいちゃんみたいでおかしくて笑いっぱなしだった。夜半、自分が眠くなったのをいいことに客人を追い返す狼藉ホストっぷりを発揮(笑)。一昨日の徹夜作業からリキッド、サーフィンと立て続けだったので限界もいいとこだったのよ。