「アイスクリームに目がないの。アイス抜きの人生なんて考えられない」
ハラショー!ロシアの女の子はみんな狂っていて良い(偏見もこのくらいになると許されると思う)。アイスorダイっていえば、ヒッチコックは医者に止められていたにもかかわらず、毎晩のようにハーフガロン(!)のアイスクリームを抱え込んでいたという。僕なんてパイント缶がせいぜい、こんなもんじゃまだまだです。

ちょっと前に、肯定を意味する相づちとして普及しつつある、「間違いない」というタームが気になる、という話をしたが、あとで451からそれってスーフリだよね、という指摘を受けて、ちょっとした衝撃を受けた。数日後にワイドショーで流れていた和田サン映像を見ると確かに言っていて、それも彼らにとっての決め文句というかシュプレヒコールというか(笑)、イベントのフロア全体がユニゾンで、「熱い、ヤバい、間違いな〜い!」と叫んでいたのだから、これはかなり彼らの精神的コアに肉薄する概念であろう。フィーバーも、逸脱も、有史以来常に若年層にとって魅力的な要素であり続けたわけだが、それらに「正解である」ないしは「保証されている」というのが付け加えられるというのは、これはほんともの凄いことだよ。

タモリ起床、先日の反省を込めてチャーハンを作り、これが傑作となったことに気をよくして机周りの片づけ。仕事の準備。晩に所用があって「佐野繁次郎の装釘」展のオープニングに顔を出すが、到着が遅すぎて用事はひとつも足りなかった。遅くなった原因はこれを見つけてハマってしまっていたから、という酷いもので、情けなくなるがどうしようもない。古今に寄ってから帰宅。最近どうにも古今にいる時間が長くなってきていて、それはそれで構わないのだが、あの部室感に包まれてばかりいて良いものでもあるまい。帰宅して仕事。週末までは書き物が溜まっていてそれをこなすだけの日々になりそうだ。