5時にアラキン来宅、2週間とふつかのブランクを経て、ようやくようやく海へ。何も考えずスプリング(半袖半ズボンのウェット)だけ突っ込んで出かけたんだけど、着いてみたら雨交じりの上クソ寒くて、みんなフルスーツかせいぜいロンスリ(長袖半ズボン)だ。でも入ってみたら凍えるほどではなくて、そういやもう7月なんだった、と体感したわけ。波の調子はと言うと、サイズはあるものの面はジャンキーで、かといって見た目ほど乗れないわけじゃない、って感じのアンニュイさ。それ以前にここのところの引きこもり生活で筋力が衰えてしまっていて、ドルフィンがきつくなってしまっていた。進歩どころかブランクで失われた感覚を取り戻すのに大半の時間を注ぎ込んでしまい、ふがいない2時間半。

でも最後、上がる直前の1本だけきれいに荷重かけてターンできたので、終わりよければじゃないけど割と機嫌の良いまま帰ってくる。荒木さんが「あれプロじゃないかな」と指差す方向を見ると、一目であまりにレベルの違う、クルマで言えば公道にひとりだけF1、みたいな人がいて、その異次元っぷりたるや凄まじかった。あれがプロかあ。なるほどなあ。完全に(語義本来の意味で)セレブだったね。そんでそのセレブが、さっきまで俺も入っていた同じ海に普通にいるところにサーフィンのステキさと問題がある。まあそんなことはさておき。帰り道ぐらいからやっぱ体調が悪くなり出して、帰宅して寝込む。慣れなきゃ。慣れて回復だチクショ。<74回目>サンライズ、サイドオン、腹ムネ、トロめチョッピー、2時間半。

ぴちょんくんのCMの水彩テイストはまるで冬野さほなんだけど、違うんだって? あれ(樹木の、子供の、その他の描き方)はパクりと言われても仕方ないレベルに踏み込んじゃってるんじゃないかな、正直。