よっす。ちょっとあいだが空いちゃったね。毎日気遣ってくれるメールを誰かしらからか頂いていて、すごく日々の助けになっています。ありがとう。アベレージ150ヒット/日のサイトで、こんなにメールをもらってる奴ってちょっといないんじゃないかって思っちゃうよ。返事書けていないみなさん、近々のうちに書くので無礼をご容赦ってところ。変わらず静かに暮らしています。そんで今日は、幼稚園からの友人であるAの結婚式だったから、体調がどうのなんて言ってられるわけもなく、貿易センタービルまで行ってきたよ。2時間半遅刻して(特大の苦笑いを俺に)。

その遅刻の情けなさっぷりについてはもう到底書けやしない。式は、そのAって奴が底抜けに良い奴だからさ、最高に良い式になるに決まってるんだよ。実際そうだったし。でもまあ俺は、もうお恥ずかしくって身の置き場がなかったね。新郎筆頭に同窓のみんなは立派な大人でさー、俺こんな、小チンピラの腐ったのみたいで、ちんちくりんなスーツなんか着ちゃって大遅刻。式では大事な役目があって、みんな俺のこと待っていたっていうのに。苦笑さえ逃げてくよ。安達哲さくらの唄に、山田、だったっけ? アバタ面の冴えない奴が出てくるじゃんか。あいつのことを思い出していた。あいつ、もう俺そのものなんだよね。俺はあいつのこと好きだよ。嫌いになれるわけないじゃないか。

くたくたで部屋に帰ると(繰り返すけどすごく良い式で、心から祝福した)すぐに服を脱ぎ捨てて風呂に浸かって、そのまま451がやってくるのを待っていた。その待っている時間たるや、もうほんとに、電気を点けないキッチンで冷蔵庫の音を聞いている子供の時間そのものだったね。膝なんか抱えちゃってさ、もう三十路だっつのに、加齢臭の始まった鍵っ子なんて、それこそぞっとしないってもんだ。部屋では451が持ってきた大貫妙子ばかり掛けている。こちらはぞっとしちゃうほど良い。体調は思わしくないこと甚だしく、それに引きずられて精神も沈みがちだが、大貫妙子があまりに最高で持ち直した。辛い身体を451が、自分も眠いのに夜通しさすってくれ、おかげでなんとか、夜も白んだ頃、幾ばくかの短い眠りにありつくことができる。そんな日々だ。