床に就いた記憶がなかったんだけどいつの間にか寝ていたようだ。起きると9時36分。やーばーいー。千倉行きの午前特急は9時半発、アウト。午前バスは八重洲10時発。よいしょー! 急ぐだけ急ぐも、東京駅着10時6分。惜しいー。でもアウトー。けっきょく鈍行で向かったのだが、4時間近く掛かっちゃったよ。君津って駅で1時間近く待たされたのがのどかで良かった。新型車両の登場によって、俺らの世代の肌色エル特急はいまや普通列車に回されちゃってるのな。EF65や66が貨物牽いてるの見たときに似たちょっとした寂しさと労いたい気持ちを憶えたよ。そんで着いてひと休みしたら、すぐに教習。それにしても宿舎に戻ってきたとき、すごいほっとして落ち着いちゃったのはなんだろう。父の意識が回復し、容態が安定したとの報せが入った。ひと安心、か。

2時限目からはいよいよ路上教習だ。くねくねカントリーロード、見渡す限りの田園風景、田んぼに小山。都内じゃ死にそうにいきり立つであろう法定速度遵守も、後続車だってのんびりだからロープレッシャーだ。帰ってきて、ああ、ウェルカンバック俺! ようやくサーフィン。でも4日間のブランクは予想以上に響き、最初テイクオフしたのに立ち上がり方を忘れちゃってて、足がもつれて転んだりした。2時間ほど経つとようやく感覚も戻ってきて、そんで夕焼けも染まりだして、人も減ってきて、波も小さいながら整ってきて、IWGPよろしく千倉サイコー! と叫びたい気分に(ローカルでもないのに)。<55回目>千倉、ややオン、腰、トロ厚、2時間ちょい。

戻ってきたのをどうやって感知したのか、先日のフィリピン・パブから営業電話が入る。「ゲンー。ジョアンデスー」うわー。「アナタアノアトコナイネー、ワタシサビシイヨ」ははは、ごめんごめん「ワタシアナタノコトスキネー。アナタワタシスキカー?」あー、と、好き好き、わははははてことは相思相愛じゃないか。素晴らしい。「ナラオミセクルネー。ワタシマテルヨー」日本じゅうのキャバクラの営業電話がこのぐらい直球なら、えーと、キャバ業界は縮小するだろうか(笑)。ここ4日ほどイベント&移動つづきだったのでさすがにまだ疲れが抜けない。9時前にベッドに倒れ込んで寝てしまう。明け方、4時前に目が覚めて朝風呂2時間。いいぞ、ふぬけが戻ってきた。