映画デー。「オペラハット」を見てからツタヤへ。10本。もういつも挨拶してくれる店員さんの名前覚えちゃったよ。大沢くんつうの。いまのところ、リストを渡して拾ってきてくれるのは彼がいちばん早い。大型書店にも彼みたいな人材がもすこしでもいればいいんだけど。ちなみにこないだ腰抜かすことがあって、ヴォーグのバックナンバー置いてますか?「ヴォーグというのは雑誌ですか? どんなジャンルの?」というエクストリームな体験をしました。彼女に罪はなくて、悪いのは書店であり取次であり業界そのものだと思った。たとえばノンキャリの警官に、警官になりたくてなった人間があまりに少ないことと状況は似ていて、あいつらの怠慢も酷いけど、それ以上に警官という職業を魅力的なものにせず貶めたキャリアが悪いのである。ところで××が悪い、と言うと、誰かを悪者にしたところで何も解決しない、というような論調が世間に散見されるけど、それはまったくもって愚かしい。悪い奴を悪い、と言うことと、正しさが複数個存在することとを取り違えてはいけないのである。

昼間ふと、とある女の子の名前をとある事情があって別の人と取り違えて呼んでいたことに気づく。2回、計4時間くらいに渡って。なんで誰も指摘してくれないかなあ、本人はさらに言い出しにくかったというか言い出せずにいたわけだ。うわー。うわー。うわー。すげえ普通に呼んでたよー。しかも返事とかされちゃってるし。死罪。赤面。どうフォローしよう、次会ったときいきなり正しい名前で呼び始めるのもどうかと思うし・・・。視界がかすんできた・・・。

年度末である。積み残した事務処理、その他の暮らしにまつわる残務などを書き出して頭を抱える。間違いなく年度内にクリアになりそうにない。36。