とうとう、3月になってしまった。もう寒さも8合目、いや9合目だろうか。この調子なら別に悲壮感を伴うこともなく、通年サーフィンすることができそうだ。いや宮城で年中入ってる人とか尊敬しますけどね。そんでいつもどおりタバタを起こして、今日は太東岬へ。南東の強風をかわせる北向きのビーチは、手近なところではここぐらいしかない(みたい。全部受け売り)。岬がついたてになってくれるのだ。事実、ちらっと覗いた一宮や東浪見の海は、もうザッバンザッバンすんげえの。キャー。

キャーで思い出したが、波を食らったりしたときにキャーと言ってしまう自分を何とかしたい(苦笑)。もうほんとに、女の子には知識として知っていてもらいたいのだが、たとえば交通事故みたいな咄嗟のときに「ウワッ」でも「ヤベッ」でも「ギャー」でもなく、キャーと叫んでしまう男の子というのがいて、それが俺であり、えーと瀧ちゃんとかだ(ゴメン・笑)。前にもそういうことがあって(97/12/1〜2の日記参照)、まあもうほんと一切の思考なしに脊髄反射でキャーなのだから仕方ないのかもしれないが、やっぱり見苦しいんじゃないかと思う。あと波待ちのときにあややが脳内ループするのも、聞こえてなければいいと思う。

さておき太東のビーチは俺らみたいなビジターでいっぱい。しかして波はよそより面も整っていて、サイズもお手頃、いい感じだ。太東のビーチは房総の中ではマイルドでロングボーダー&初心者向け、という位置づけらしい。海に入ると右手に漁港、左手には志田下〜一宮が臨めるのだが、左に向かう流れが強くて、ボケッとしているとどんどん波の激しい方に流されていく。かといって漁港すぐそばは防波堤のせいであまり波が立たない。3時間ちょい入ったのだが、しじゅう位置を修正しながら、たまに激しいほうで巻かれたりしつつ、なかなか楽しめた。しかし終わって考えてみるとあんまり進歩はしてなくて、うーん、でもまあ、楽しめれば良しとしたい。<31回目>太東、強サイドオフ、腰〜ムネ、ややマッシー、3時間半

帰りはいつもながらの大渋滞。地方の駅前はもっと駐車場を安く充実させてあげれば、みんな電車で東京に来るんじゃないかなあ、と思う。そしたら渋滞も路駐も少しは減るのに。それとも自分のクルマでトーキョースィリーに乗りつけたいのかなあ。だとしたらよした方がいいのに。どうせみじめな気持ちになるだけなんだから。なんて悪態を吐きつつ帰宅、ちょこっと書類を整理して、ビール飲みながら筑摩で小さくまとめた内田百ケンをめくりつつ姉さん卒コンのDVDを眺めて寝た。ようやっとこういうのんびり至福な時間を持つことができて、たいへんよろこばしい。しばらくしたらムービーデイズにも復帰します(あと52本)。