というわけでピクミンやってる間にもう夜が明けていて、ふたたびタバタに電話。ここのところ湘南は湖状態らしいので、千葉へ。眠い。ぐう。起こされるともう片貝。すげえ1時間10分で着いたよ。車外へ出ると、もう小雪舞うくらい寒い。死にそう。そして全員サーフブーツ履いてる(そんな防寒具持ってないよ!)。曇天強風は観光に来たのなら冬の外海堪能って感じで大歓迎だけど、ちょっともうイヤな気分になってきて、波もぐちゃぐちゃだし、今日は岬めぐりでもしようか、と南下することに。一宮、東浪見、下志田、ぜんぜん状況は変わらない。50km近く走って御宿から勝浦市に入った途端、胸がドキンと射抜かれた。すごいよー、トンネルひとつで海の色がガラっと変わるの。グレー〜黄土色ベースから、ブルーグレー〜緑グラデに。

部原、一発変換したからたぶんヘバラって読むその浜では小雨混じりの中大会をやっていて、なんか映画とかに記録される地方の小さなサーフコンテストの典型みたいな風景だった。でーっかいメガホンと、まったくアップトゥデートではないヒップホップと、スーパーオールドスクールな(宇治田スタイル?・笑)喋るほうのDJ。参加者、客あわせて20人くらい? すごくいい雰囲気だったな。で、気候が変わるまで移動する、というのも恐ろしい話だが、空もずいぶん明るいし気温も片貝よりはずっとマシになったんで、一発で気に入って駐車。10日ぶりなのでまた身体が鈍っちゃってるんだけど、さっさと着替えて準備体操、うっわ冷てー。ブランクあったんでステップアップはあんまなかったけど、新しい海の興奮と、あと容赦ない外海の波を堪能して(揉みくちゃにされて)すごい楽しかった。<14回目>部原、サイド、肩、1時間半。

スタートがもう昼過ぎだったので、帰ってきたらもう晩。勝浦はやっぱり遠い。途中パーキングエリアに止まったところで目覚め、もう京葉道かな、と思ったらまだ東金道路だったり。普通なら一泊する距離だわ。ちなみにそのパーキングでワーゲンのオーナーズミーティングやってて、チョップドビートルだのカルマンギアだのに混じって、一台すんごいスーパーカーがギャラリーに囲まれていた。ボディはすごくコンパクトで、デ・トマソ・パンテーラでもランチアストラトスでもないし、あれなんていうクルマなんだろう。すごいんだよ、ガルウィングじゃなくて、ルーフが丸ごと前方に跳ね上がるの。戦闘機のコックピットみたいに。まさかワーゲンのミーティングってことはワーゲン製? そんなのあるかいな。じゃあ自作とか? ガタピシ方面には妖精が住むって言うしねえ。ようやく神泉に帰ってきて、松見坂の中華で晩メシ。青椒肉絲と、茄子の炒め物、あとアサリとネギのカキ油炒め。アサリがふるふるのまま炒められてきて、すごく気に入った。そんで安い。また行こう。バタンキュう。