ボケっとしていたら家のほうの電話が止められてしまっていて、実際fax以外ほとんど 使っていないのでさしたる不便もないうちに1週間も放置してしまったのだが、さすがに名刺の電話番号だったりもするので社会的に問題あるだろう、と思い、NTTへ払い込みに赴く。ここ数ヶ月分をざっくり支払ったところで、ふと少しは節約してみようかしらん、と思い立ち相談カウンターへ。がらんと空いたロビーに、扉の向こうから中年の営業マンが顔を出す。あのですねー、、、。

話しているうちに、どんどん相談員の顔が渋くなっていく。少なくともテレホーダイフレッツISDNは利用していないのに契約が続行されており(解約の電話をしていないのだから当たり前だ)、その他のナントカコール、みたいな割引サービスも利用していないことが判明し、こんな無駄遣いはケシカラン、ワタクシめが最適プランを提案して進ぜましょう、みたいな雰囲気で勢いづいてらっしゃる。レポートパッドに、役人、ことに警察官が調書を取るときに特徴的なハネやハライを強調したボールペンに特化した筆跡で基本料金などの細目を書き出していき、ここ半年の通話時間、通話先の内訳などをメモしていく。計算機叩いて、割引サービスの損益分岐点を算出。すげえアナログ作業で泣けてきたけど、一生懸命やってるからまあ付き合ったげるか、っていうかよきにはからえー。

それにしても、これで電話料金はすごい勢いでダイエットされたみたいだけど、君はそれですごい得意になっているけど、こんな金にならない客の、しかも経費削減に30分も時間を割いてコンサルティングして、しかも俺が来るまでボケッとしてたみたいだし、そんな係のオヤジがこの営業所だけじゃなく全国津々浦々に何千人も雇われていて、つくづくNTTってばバケモンだし日本はやっぱ社会主義国家だわー、素晴らしいなあ、と思った。ついでに公共料金を各種払って、高井戸まで所用で出かけて帰ってきて、カフェでお茶して古今に寄って、ふじもとさんとあべくんと飲んで、あと2軒ハシゴして、俺もジャリも酔いどれで帰ってきた。

昼も夜も、晴れても曇っても、ご機嫌だろうが不機嫌だろうが射精前だろうが後だろうが、すべてが陽気の良さに中和されてしまう。それが強烈に気に食わない。