一日中いやな腹痛。そして下痢。阿部、板倉組からの誘いも断り、ただただ寝込む。デリバリーを頼もうと思うが、食べたいものがないうえ、よくよく見たらどこも時間外で2重にがっかり。お粥くらい炊きたいのだけれど、シンクを片づけるのも一苦労な感じ。まさか若月に泣きつくわけにもいかず(荒木くんに、少々キツいときでも、いい加減ひとりで乗り切れるようになんなさい、と指摘されたこともあって)、結局一日中ベッドとソファで横になって、たまにメールをチェックしたりする感じ。早く直らないと締め切りに間に合わない仕事があるというのに。正露丸とドリンク剤(買い置きこれで終了)をチャンポン。明日には直っているだろう。

昨日の自分の発言を改めて読み返すと確かにオヤジ臭いもいいところで唖然としたのだけれど、まあ実感だからしょうがない。実際、たとえば僕はドムが好きじゃんか、そんで「ドムいいですよねー。オルテガ萌え〜」とかって言われるの、やっぱ不快だもん。萌えっていうのは高度にパルス化した好ましさの表出だと僕は捉えているわけだけれど、たとえばオルテガ萌え、なら辣腕パイロットへの畏敬と憧憬、あとチャーム見い出し、みたいなところへすごく簡単に還元されてしまっていて、オルテガの好いたらしさの大半を捨象してしまっているように思えてならない。自分の好ましい、って思った気持ちを、そんな簡単に文脈に回収させてしまって口惜しくないのかな。むしろ好んで回収されようとしている、落ち着きの良さを求めているように思えてならないんだけれど、そんな文脈デプリに乗るのは僕はゴメンだよ、と。