古い記憶

レコードケースが届いたと電話。引き取りがてらギャラを払うためアカザーと待ち合わせ。路上で札束、手にはアルミケース。職質上等。シアトルなんちゃらでお茶。僕はかなりの甘党だけど、それでも顔がゆがむくらい甘い。アメリカ人はバカ。立ち姿は志を映す鏡、という話。

道玄坂の古本屋、新装丁銀の匙ヤスケン対談など。ギャラリーの呼び込みに遭う。びっくりして店内をのぞき込むと、ラッセン筆頭にお定まり白痴パタン。89年のクリスマスイブに、やっぱりこんなギャラリー、荻須のリトグラフとかあって若干マシだった気がするけど、に呼び込まれた(のとその前後の)記憶が不意に思い出されて、立ち尽くしてしまう。

帰り、神泉パーラーでタコのマリネ。やはりケースが目立つようで不審がられ苦笑い。部屋でボケっとしてるとレイアウト変更のFAX。文字数変更でリライト。さらに狂ったネームを追加。東急の前でえんえんボサっと突っ立ったあと、コンビニ立ち読み。ポパイで書いてる榎本って名前のライターと芸風がかぶりまくっていて笑う。マガハコンプレックスがあったのをひさしぶりに思い出す。