タモリ前に携帯が鳴る。普段そんなに寝起きの悪いほうじゃないんだけど、たまたま眠りの勘所が悪かったらしく、異様に不快。言葉を発する意志がないから意味不明な紋切り調しか出てこないぞ。

「もしもし?」
「はいゲンですどなたか存じませんがただいまたいへん眠いのでこちらから折り返しお電話差し上げたいと思います申しわけありません(みたいなことを言ったんだと思う。たぶん。覚えてない。)プチ」

ふたたび布団へ。布団ラブ。

もー誰だよほんといま寝れるときに寝ておかなきゃならにんだから睡眠妨げないでよまったくだいたい携帯電話なんてプレモダニストの首輪みたいなもんじゃないのさいやだわもうやんなっちゃうなあこういうときにすんなり2度寝に就くのてこずるんだよ目覚めも悪くなるしうーもしもし?

もしもし?ってアナタ誰でしたっけ?

もしかしてまたやっちまったのですか?自分!
飛び起きる。もしもし?の声の主とおぼしき人に速攻電話。
PHS、出ない。もし電話くれたのがこの人だったら・・・。

再度電話、つながった!
「もしもしゲンですいま電話くれたね?」
「あーなんか起こしちゃったみたいで機嫌悪そうだったから」
やっぱり。ごめんなさい。

待ち合わせをして急いで身支度。もちろんこんなときに言うせりふは決まっています。「着てく服がない!」

ぎこちなかったけどいい一日でした。

帰りに会社へ寄ってタグちゃんとABC青山を冷やかしに。あっさりと「ブヴァールとペキュシェ」購入。

小川から電話。明けましておめでとう。待ち合わせて軽く一杯。クマつうよかゴリラ様の大男は期待を裏切らない下戸っぷり、シャンパンのカクテル一杯でふらふらでした。ぜんぜん関係ない場所での意外なお友達コネクションをいくつも発見して東京の狭さを再確認。

駅からの帰り道、ここ数日シーイング良好ですね。銀河を見上げてみたりもしますよ。そりゃ。