恐ろしいことに年末締め切りだった原稿がまだ書けていません。JTNCの原稿は数時間でさくっと書けたのに……。

2/1 朝イチのジャズアンサンブルがどうにも盛り上がらない。ピリピリしていて、楽しげな感じがないんだよなー。みんなぶっちゃけ下手なんだからさー、せめて楽しくやろうよー。Buisiness of Professional Musicは引き続き自己啓発的な内容で、本格的にしんどくなってきた。これ先生の趣味というより、アメリカの風土、国民性なんじゃないかという気がしてくる。あまりのしんどさに、家に帰るや「企業的な社会、セラピー的な社会」を再読して自分を取り戻そうとしたのだが、どうにも具合が悪くなってしまい熱が出て寝込む。晩にビル・ローレンスのチケットを取ってあったのだが行けず。深夜にウォリーズだけ顔を出すが、とてもじゃないけど飛び入りとかできるテンションではない。

2/2 ようやく始まったHipHop Song Writing、おれはHipHopの曲を書けるようになりたいなーと思って取ったのだけれど、蓋を開けてみたらラッパー養成講座だった。お試しウィークを過ぎてしまったのでいまさら落とせないし、HipHop Track Makingという別の授業(たぶんこちらが正解)はスティーヴィーワンダー分析と被っていて振り替えもできない。泣きながら8小節のバースを書いてドロップ。人生で五指に入るしんどい時間だった。日本語ですらラップしたことないのに! 続けてMusic of Stevie Wonder、先生やっぱりキレキレですごい速度でアナライズしていく。追いつくので精一杯。スティーヴィーの手癖をマスターしてスティーヴィーの未発表曲に聞こえる曲を作るのが期末の課題だと発表されて死んだ。続けてMusic of Miles Davis、名前はそっくりの授業だけど打って変わってのんびりリスニングで終了。クラスの名称を見ればわかると思うが、4セメ目になっていよいよ基礎や概論が終わって各論に突入してきた感が強い。

2/3 ジャコパス研究、カモンカムオーバー。さすがに全員弾けるので、自分がジャコになった気分でバリエーションを順番に提示していくレッスン。みんなアプローチがさまざまで面白かった。あとジャコの16分フレーズはコンガのものまねだと思う、という話が面白かった。

2/6 ソングライティング、この授業の話はいずれじっくり書きます。とにかくわかったのは歌というものの在りかた自体が日本とぜんぜん違うということ。オフィスアワーで英語力足りなくてしんどいですという相談。今後マンツーで英語詞の補講を受けることに。夕方PI、課題曲はミシェル・カミロNOT YET」。アンソニージャクソン。セーハしんどい。あと曲がダサいw。

2/7 ネデルカのアンサンブル、先週のギターに引き続き今週はボーカルに集中砲火。おれはドラムの子がうまいので楽しめている。昼に歯医者、札束が飛んでいく。晩にエリンのAdvantage Logic X、「クーラシェイカー(もしくはディープパープル)のHushをグラスパーエクスペリメントがカバーしたら」というテーマで作っていったのだが、「前学期もこういうの作ってたよね、こういうのが得意なのはわかったけど学生のうちからマンネリなんてお話しにならないし、なんでそんな楽しようとしてんの?」とケチョンケチョン。消えてしまいたい。クラスメイトの習作はみなユニークかつかっこいい。

2/8 ジャズアンサンブル、やっぱり雰囲気がジメジメしたまま。いつ上向くのか。雪の中の校舎移動たいへん。すごいしんどいBuisiness of Proffesional Musicですごいしんどいシミュレーションゲームをやらされたりしてすごいしんどい。あまりにしんどくて情けなくて熱が出て寝込んでしまい、晩にBanda Magnaのチケット取ってあったのに行けなかった。先週とまったく同じパターンじゃないか。おれはほんとうに自己啓発とか人脈うんたらみたいのがダメなのだが、信条的にダメなだけかと思ったらほんとに健康を害するほど生理的にダメなのだった。

2/9 夜半からの!猛吹雪で!休講!

2/10 ジャコパスラボ、課題曲のジョニミッチェル「コヨーテ」をやったのち、来週の課題曲「Opus Pocus」のグループレッスン。理論ゼロだった中学生のときにコピーして以来なので、トライアド・ペアのヘキサトニックスケールでできていると説明されて、そういうことだったのか!と目ウロコ。夕方コータさんと基礎練。ほんとに基礎がなってないことを痛感させられる。

2/13 たいした吹雪でもないのに!休講!かと思いきや「5時以降は普通にやります」というメールが来て、慌てて身支度。PI、きょうは思いついたように基本スケールのおさらい。昇り下りはさすがに問題ないのだが、3度分解でところどころつまづく。情けない。メジャーとジャズマイナーとハーモニックマイナーそれぞれ7つにホールトーンとシンメトリックディミニッシュで23個しかないんだから、ただの怠慢だ。