GBギグという授業、かんたんにまとめるとドサ廻りバンド養成講座なのだった。仕事の取り方、エージェントの選定、用意しておくべきレパートリー、現場でのキメの合図、練習してた風に見えるエンディング法w。ただ思ったより生徒のレベルが高くなくて、先生がいらいらし始めた感じはある。先週泣いてしまったボーカルの子に顕著なのだが、現場対応力がそれほど高くないのだった。ドラマーの子も、クソうまいんだけど、自分が作ってきた精緻なアレンジメントに拘泥してしまって時間を浪費する。

おれは逆に適当すぎてダメだ。ドサ廻りなんて音が止まらず鳴ってりゃいいじゃんっていう舐めたところがあって、それを見抜かれた気がする。ぜんぜん話逸れるけどレパートリーというフランス語だけはフランス語読みのまま普段も話されていて不思議に思う。A&Rはアーティスト&レペトワー。だからといってアメリカ人もパリのRまでは発音しない。けさから急に晩秋もしくは初冬の陽気になって、早くも熱を出してしまった。町では一気にコートの人が増えた。昨年は10月半ばまで暖かったらしいので、今年の冬は厳しそうだなーと思う。