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イヤトレはおさらいモード、ハーモニーも総ざらい。ドー、レー、ミー、ファー、ソー、ラー、シー、ドーという全音符8小節のメロディに対し、どんなコードを付けられるかみんなで考えよう、という話題。1小節目で20個以上コードが提示されて、そのあとも森の枝のようなたいへんなチャートになってしまった。それだけボキャブラリーが増えてるということか。ESLはファイナルプロジェクトの中間報告。校了前みたいになってきました。

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MPEは音楽業界人は今後どうやってインカムを得ていけばいいのだろうみたいなぼんやりした話。寝た。アンサンブルは学期末のリサイタル。といってもわれわれのような木っ端アンサンブルは、数組合同で客も入れず身内だけでやるプチ発表会。

一番手われわれ、自分が板に乗っても上がらないタイプなので忘れていたが、みんなが見た事ないくらいガチガチになってて笑ってしまった。みんなそこそこうまいのにレーティングが低い理由がわかったわ。よって練習には程遠いヨレヨレの仕上がりなれど、impressionをロッコ・プレスティア風に弾いたのが褒められた。でも演奏面より、ひとり気楽なおれが踊ったり歌ったりホイッスル吹いたりして煽ったのがどっと受けた。けっきょくピエロか。

次のアンサンブルはアビジェイがいる作曲家志望の子を集めたチーム。したがってレパートリーが自作曲ばかりでかっこいい。楽器が専門の子たちじゃないので演奏はヘロヘロなんだけど、でもエンジニア志望の子も作曲家志望の子も最初の4学期はバンド組ませるっていうバークリーの方針は、違う立場のひとの気持ちが理解できるようになって悪くないと思う。DTMしかやったことない子とバンド経験のある子ではやっぱり編曲が変わってくるところがあるもんね。

おしまいはセカンド以降の混成チーム。ベースとリードギターがだいぶうまくて、ドラムとリズムギターがだいぶ下手、という、バンド内実力差からくる少なからぬギスギス感が一見して感じ取れる。結果アンサンブルとしてはなんかつらそうな感じになっちゃってた。うちもパトリックいたときは軽くギスギスしてたもんなー。

3バンド聞いていちばん思ったのは、うちのボブおじちゃんいい先生だったなってこと。2バンド目の女性の先生は過保護ヒスって感じでピリピリしすぎだし、3バンド目の先生はアーティスト感が強くてあんまり指導には熱心な感じじゃなかった。ボブはとにかくアンサンブルとは何かっていう基礎の基礎を、言葉にして具体的にイチから厭わず積み上げてってくれたから、ぶっちゃけ最初はレベル低くて舐めてたクラスだったけど、終わってみたら悪い体験じゃなかった。

帰宅して、まだまだ課題の山。