さすがにやらなきゃいけないことが山積みの月曜だったのだが、目覚めたらもう午後もいい時間で、さらに何も手につかず、自分でも意味がわからないのだがとにかく電車に乗らないと人間としての最低限のまっとうさみたいなものが保てないのではないだろうか、という気分になって、意味なく電車に乗ってしまった。

大手町で自分が何をやってるのかわからなくなり奥さんに電話する。仕方ないから食事でもしようということになって、日本にいる間に何を食べておきたいかという話になったので月島のほていでどぶ鍋が食べたいと言うが例によって満席で、次善策としていせ源に行く。周囲の座卓の会話が軒並み面白くてたいへんに堪能した。気の狂いも少しはおさまったように思う。