昼、蜷川実花さんインタビュー。つつがなく。なぜか明石家さんまさんを路上で見かけて、あまりにテレビそのまんまなので、さんまのまんまってこういうことなのかー!とびっくりした。たけしもタモさんも見たことあるけど、あそこまでテレビのまんまじゃない。さんまさんのテレビのまんま度は、ちょっと度を超えていて、怖くなった。実体と虚像の乖離が限りなくゼロに近いというのは、つまり実体がないということに等しいのではないだろうか、瞬間そういうことを思った。

夕方、草野絵美ちゃんがパーソナリティをつとめるSHIBUYA FMの番組の収録へ。これまで雑誌やテレビには出てきて、ともにあまり得意ではないのだけれど(寄稿は別。取材される側の話)、ラジオに出るのは初めてで、そしてラジオというメディアが好き、大好きと言ってもいいくらい好きなので、とても楽しみだった。音だけなので、メイクやメイク直しをしなくていいのが、精神のヘルシーさを最高に担保してくれる。

そんでいざキューが出されてみれば、要らぬことのみしゃべり、言わねばならないことは何ひとつ言えず、くだらない自分語りに終始したあげく話題にまとまりを欠いたまま大幅に時間を超過し、気づけばおつかれさまーというわけでつまり死にたさでいっぱいなのだが、それでもなにしろラジオなので、楽しかった。ラジオいいわー。ラジオは出たいと素直に言える。誰でも何でも、また誘ってください。絵美ちゃん呼んでくれてありがとう。

番組は7月7日の土曜日19時から放送されるそうです。ためになるようなことは何ひとつ言えていないけど(違法ダウンロード刑罰化についてコメントを求められたのだが、1:立法プロセスに問題を感じる、2:運用の恣意性に問題を感じる、という自分にとっての論点2つに触れず、ただ感想だけをしゃべってしまった)、えーと、まあそのなんだ、人によっては楽しい時間が過ごせるかもしれないので、どうかひとつ、聞いてみてください、ええ。

ネット経由でも聞けるそうです。SHIBUYA FM