割と朗らかな気分でスケボーしてました。弾いた板が右足のくるぶしにぶつかって、泣くほど痛かった。そして晩になって腫れてくるのだった。

晩はなんか繁華街をブラブラしたりしてたな。お金おろそうと思ったら三菱東京UFJ銀行のATMがメンテナンス中で、財布にまったくお金がなくて焦った。焦ったけど、陳腐な話ではあるけどなにかこう一種の身軽さがあって、少し気分が昂揚した。

うちの会社には口座の残高が5ケタ以上あると気が狂ってしまうのではないかというオブセッションに憑かれた人がいて、お給料が出ると慌てて旅行に行ったり大画面テレビを買ったり、使えるだけ使いまくったのちに残高照会をして金額が数千円になっていると、ふーこれでようやくひと安心だ、と胸を撫で下ろした末、当然すぐに生活費が逼迫してくるので、暮らすために家にあるCDやレコードやらをディスクユニオンに売りに行く、すると、ああ、本来の自分が取り戻せてほっとした。という日々を送っているのだけれど、彼の言ってることは大まかに言って正しいと思う。蓄財が人を狂わせることも往々にして、ある。