僕は割とまとまりのないというか取っ散らかった人間でして、スケートボードしてるときはメタル流してデス気分なくせに、ID見ればわかるとおりブーツィ・マニアでブラック・ミュージックにひと財産突っ込んでるし、ミルハウザーボルヘスや鏡花みたい夢うつつものが好物で、でもやっぱコードプログレッションの入り組んだシティポップは大好物だし、魔女っ子アニメとピストバイクとマンガの山とに囲まれて暮らしてるわけです。

子供の頃はそういう引き裂かれた趣味に苦しんだこともあったけど(たとえば一人称さえ定まらない。僕、俺、私?)歳は取ってみるもので、自分の中でも統合しかねていたそういう極北どうしのエレメントが、現実に結びつけられて提示されるというマジカルな状況が生まれてたりするのです。という話をしようと思います。

まずはスケート×マジックレアリスム。ぜんぜん情報が入ってこないけど楽しみなのがfromカナダの映画「Machotaildrop」。トレイラーを見るかぎり、プロスケーターがいっぱい出てきて、かつビッグフィッシュやチョコレート工場な夢うつつな感じ! 俺みたいな文系スケーターは必見じゃないかと。はやく公開予定出ないかなー。監督?のCorey Adamsて人も面白そう

続いてファンクミュージック×アイドル×魔女っ子。これはもう文字通りそのままで、このニュースリリースが流れてきたとき、世の中何でも起きるもんだなーという気持ちとともに数十秒間フリーズしてしまった。トラックA06がおジャ魔女カーニバル!(おジャ魔女どれみ) / 里見茜×BOOTSY COLLINS」、トラックB04がラブラブミンキーモモ(魔法のプリンセスミンキーモモ) / 小嶺麗奈×BOOTSY COLLINS。去年発表された分の音は届いてるんだけど、ブーツィの音源が届いてないのでいまでも心配です。

そんなことを考えているうちに、僕のそしてみんなの一生のアイドルが、現場に復帰するとの報せが。気温は春みたいに緩むし、気が狂いそうだぜ、まったく。