6/13 記憶ないお。やたら洗濯した気がする。

6/14 とうとう三茶ツタヤの棚に買うべきものがなくなった。新刊数点買って帰る。ちはやふるの帯に自分の名前があるのを発見して、びっくりして抱えていた本をばらばらとこぼしてしまう。それにしてもありがたいことです。

6/15 フェローズの総集編最高。森薫さんは葉介せんせい好きすぎ。
勝間和代十夜、なんかひどく懐かしくて好ましい匂い。「我らインテリ」とか誰かアーカイブ持ってない? ばるぼら持ってねえ? あと10年経っていま堀越がガチで和代推しだったりするところも感慨深い。

6/16 G社W様来社。いい話。ありがたい。晩、スケート。進歩なし。

6/17 牛久保とモーニング藤沢様、来社。いい話。あとずっとお会いしたかった藤沢さんに会えて感激。思ってたとおりの人。牛とトムズで汁なし坦々麺食う。ディンさん、花粉症が治ったらやさぐれも治っていた。いいことだ。

6/18 がんばって仕事を切り上げ、スケートへ。進歩なし。でも楽しい。いつもより早めに上がったので、気になっていたカレー店クミンソウルへ行ってみる。亮太さんがウマいと言っていて瀧ちゃんがウマいと言っていてプラプラがウマいと言ってるのだから、そりゃ間違いないだろう。汗だくで着くと、瀧ちゃんの名前や亮太さんの名前がすらすら出てきて不思議な感じ。瀧ちゃんの中学校の同級生なんだって!
カレーはチキンとキーマ、野菜、チキンサグ。チキンを頼んだら野菜も盛ってくれた。持って帰れないので店頭で食わしてもらう。ウマイ! これはウマイぞ。しかも好み。カレーはウマい/不味いに加えて好みの問題が大きく関与するので難しいのだけれど、好みでウマイ、というのはほんとに稀有なのでうれしいわ。店長さんナイスガーイだし。なんか元気になって帰る。下北に移転してほしいなー(どうでもいいけど写真の後姿の女の子、ちょう可愛かった)。

6/19 総じて楽しかったのだが、それをスポイルするうんざりあり。しかもうんざりさせられた人に「うんざりさせてごめんなさいね」とか謝られて、うんざりさせてるのは自覚しつつやってたんだ。すごいね・・・と思う。帰宅してから、もろもろにうんざりする自分の心の狭さにうんざり←イマココ

6/20 寝正月。正月じゃないけど。

6/21 あんまり気乗りしないけど、渋谷のブックオフに行く。まず立ち読みがあまりに多すぎてフロアで身動きとれない。1)時間軸の堆積を持たない新刊書店の棚が魅力ないのではないか。2)マンガに金を払う気がない人が世の中にはわんさかいるのだ。クソ重い荷物を抱えてゲトーへ。いくら滑っても進歩がない。新しいトリックに着手できない。完全なプラトー状態。

6/22 僕がいま住んでいるところは十字路のすべてが下り坂、という小高い丘のてっぺんで、どこからアプローチしても急坂が待っているのでいい運動になってそれは悪くないのだけど、それならカラッとした土地だろうと踏んで入居したのだがおかしなこともあるもので、なかなかどうして湿っぽい。具体的に言うと、雨後のアスファルトの乾きが遅い。むしろ坂下のほうが早く乾いていたりする。
こりゃあなんだべといろいろ考えてみたのだが、どうにも風が、湿気を孕んでいるのだ。丘の東側で烏山川と北沢川が分岐しており、そのY字というか刺又のUの内側に位置する丘のため、三方をぐるり川に取り囲まれている格好。この低地帯が雨後や日照りで暖められると、いずれかの方角からか熱された蒸気が坂道を吹き上ってくる、という寸法である。息を吸ったらサウナのように気管につっかえ、湿気に殺される、と思った。

6/23 まりこのパーティ。突然スピーチに呼び出されてアワアワして言うべきことを何も言えず、すごい凹む。いつも人前でしゃべらされると死にたくなるね。実際にしゃべったことは全部無駄口で、以下に書くことがほんとにしゃべるべきだったことです。
言うべきだったことその1:えーここで皆さんに紹介したい方がおります。お祝いイラストやコメントのブッキングをひとりで引き受けてくれたM賀M美さん。ひうら先生の有能なマネージャーであります。ちゃきちゃきとタスクをこなしていくさまは世に流布する敏腕マネのイメージそのもの、実に実に頼れる存在でプロジェクトを牽引してくれました。
言うべきだったことその2:そしてデザインワークのすべてを担当してくれたスープデザインの面々! オーダーの意図を軽々と上回った素晴らしい表紙をはじめ、少女マンガ誌シミュレートという難題にものの見事に応えてくれました。わけもわからず巻き込まれ、徹夜作業に付き合ってくれた若人たちに、ぜひねぎらいの拍手を。
言うべきだったことその3:そして本日は本業のため出席できなかったのですが、ミクシィひうらさとるコミュニティの管理人、sayukくん。彼の(ひうら本人より深い)ひうらさとる知識なくして、この同人誌は作り得なかったでしょう。資料収集とテキスト作業の土台をしっかと支えてくれました。いまご紹介した彼らの尽力をもってして、このささやかな同人誌は作られたのであります。
言うべきだったことその4:僕がやった最大の仕事はと言えば、彼らに作業をお願いしたことであります。あとはみんなの有能ぶりを楽しくぼんやりと眺めている甘美な日々を過ごしていたわけです。おかげで進行を遅れに遅らせ、M賀さんを怒らせてしまったわけですが(苦笑)、とにもかくにも、そういった強力な布陣を実現たらしめたひうらさんの愛されっぷり、その人徳めいたものにひうらさんの真の魅力を感じ取っていただければこれ幸いでございます。
言うべきだったことその5:またこの会場にはたくさんの編集者の方々がいらっしゃっております。この同人誌は皆様のお仕事の、拙いごっこあそびのようなもので、皆様がひうらさんと成し遂げてきた功績の大きさに最大限のリスペクトを表明いたします。またこの企画にご協力いただいた皆様には、お忙しい中お手を煩わせたことをお詫び申し上げます。ご担当の作家さんが締め切り前にこれらお祝いイラストを執筆されていたことを思えば、心中穏やかならぬものがあったかとも想像されます。寛大なご理解に深く深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
という言うべきことはひとつも言えずにgdgdなスピーチをかましたよ。2次会で、あろうことか諸先生方と画力対決をしたのがいい思い出です。ビッグネームたちが床でうろ覚えのガルマ描いてる不思議写真をどうぞ。