急なヤボ用が入り、予期せぬ上京。さすがにひとつの用事のために上京するのは不経済きわまりないので、ちょうど会おうという話をしていた永戸くんにむりやり予定を空けてもらって、用事ふたつとする。待ち合わせまでの間に楽器屋めぐり。モデュラス、フォデラ、ケンスミス、クノーレンなど目をつけていた数本を弾くが、どうしよう、あんまり良くない。というか、いろんなのを弾けば弾くほど、いまの楽器ってすげえいい子なんだなー、という気になってしまう。まずい。彼女に飽きて数人と寝たがやっぱ彼女がいいやーと気づかされ元サヤめでたし、という展開は、まったく俺好みじゃない。勤労意欲をかき立ててくれるスペシャル・ワンとの出会いが欲しいのだ。アホらしいまでのときめきが。くそう、やっぱサドウスキーなのだろうか?