2連荘で上京、の初日。青山。エイ社のスタジオにてリハ。なんか追い出してしまう格好になってしまって、コーダミキって人がなんかプリプリ怒ってるらしいんだけど、そう言われても正直なところ、目の前にいる4人の女性のうちどの人がコーダさんだかわからないので(そしてコーダさんが何の人だかわからないので)、いつもどおり薄笑いで挨拶して通り過ぎた。告白すると、社交の現場のだいたい8割くらいで、話してる相手が誰なのか、把握してません。でも、知らないって言うとたぶんみんな気を悪くすると思うので(特に初対面じゃないっぽい場合)聞くこともなく話してしまいます。あーどうも、おひさしぶりです。いやーはい、ええ。ありがとうございます。恐縮です。恐縮です。はい、のちほど。はい、ええ、そうでしたか。ええ(誰だっけ・・・)。

リハ、新曲1曲。これは正直、いいフレーズでしょう俺。何の仕事にしても、ごくたまに、自分でも納得できることがある。年に2度くらいか。後半は体力集中力ともに切れダルダル。恵比寿まで送ってもらって横須賀ライナー。横浜での東海道線への乗り換えがうまくなくて苛立つ。電車の中はストレスフルなことばかりで、ほんとうに煉獄。早く慣れてしまいたい。ジャリの引き取りをお願いしていたKさん宅に急いで向かう。慣れてる人ならいいけど、普通の人にとってジャリのお守り2時間はヘヴィだったろうと恐縮する(何事もそうだが、つまり若い女の子に関してもそうだが、カワイイが通用するのは最初の30分だけだ)。どうもありがとうございました。明日に備えて寝る。はずが寝られず、トゥエンティ・フォー。最悪なドラマなのに見てしまう。まるでアメリカ帝国主義のテレビショッピングだ。