ショボい波。冷たい雨。湘洋中の前に入ったら、うちの階段の上に住んでる女の人に会った。歳は、俺より3、4つ上くらいか、ボディボードで、めちゃくちゃ上手い。それとなーく浮かんでるのだけれど、ふと気づくと10分に1本のいちばんいいのを持ってく。すごく海に通暁している雰囲気を身にまとってる感じ。今日の主役は波より空で、雨が上がると、東の空に大ぶりな虹。ちょうど江ノ島のハーバーのところから立ち上がってて、束になってるヨットのマストからカラフルシャワーが放出されてるみたい。あとはもう、色彩の洪水。虹は虹で、もう毒々しささえ漂わすスペクトルっぷりだし、西の夕焼けはサーモンピンクとコバルトグリーンというありえない取り合わせが隣り合っている始末。バカみたいな彩度。天球一面に清順。人の世の狂気なぞ、空の無縫っぷりに比べれば。

さて海はといえば、セット間長く、波数少なく、明らかにリソースの量がサーファーの量と釣り合っていない。自ずと奪い合いになるが、相変わらず俺は取り合いに弱く、2時間入って10本くらいしか乗れなかった。でも上がるちょっと前に、1本だけ、踏んで踏んで、加速する感覚を確認しながら最後まで乗り継げたので、よしとしよう。最後まで、というのはほんとに浜に乗り上げるまでで、フィンが砂に刺さってズデーンと転ぶと、地面が玉砂利になっててイテテテとのたうつハメになる。帰ってウェットを脱ぐと、砂じゃなくて5mmくらいの小石がボロボロこぼれてきて、裸でしゃがんでそれを拾っていると、なんかもの寂しい気分に。<140回目>弱オン、ヒザモモ、トロい、2時間。

mixi日記より
いま、俺の視界の隅っこで、部屋の真ん中を、
なんかが横切ってレコード棚の下に入った!!!
なんだあれ、ネズミ?! トカゲ?! フェレット?!
とりあえずゴキブリの大きさじゃなかった!
怖くて確かめられないし!!
誰か!!!!!!!
こここんなときぐらい助けてよジャリーーーーーーー!!!!!
なんかがさごそゆってるし!!!!!!
もうダメ、気が狂いそう・・・気絶するスイッチどこだったっけ・・・・・失神してる間に出てってくんないかしら・・・・
(アシタカグモでした)