晩、カツヤと藤枝くん来宅。R134のモスでメシ買って、暗い浜辺で食う。うお砂靴に入った! 顔ベトベトする! 僕にはすでに日常になってしまった海風や砂浜も、都会っ子たちにはレア感触だ。食後、藤枝くん終電で駅まで送り、入れ違いの電車で、カツヤの担当になったエイベックスの衣川さんと、カツヤの事務所の社長、水越さんが到着。衣川さんはうちから徒歩2分のところに住んでいて、思わぬところでご近所さんができてしまった。そして水越さんは前の富ヶ谷の家から徒歩2分のとこに住んでいて、新旧ご近所さんが奇しくも揃い踏み、という構図。遅いので開いてる店もなく、衣川さんのボルボデニーズへ。深夜2時にデニーズ閉店で追い出されて、ふたたび浜辺へ。ふたたび砂と海風に翻弄される都会っ子たち(笑)。ビーサンはかくも機能的な履物よ。

タイミングが合わず野菜入りの紙袋をドアに掛けていったのはマキコ。小坪の方の有機農園で、収穫のバイトをしているんだと言う。そのおすそわけ。たぶんギャラは現物支給なんじゃねえかな。そんでこの野菜ったらすんごいの! ニンジンなんかひょろーっとゴボウみたいだし、ピーマンもナスもサツマイモもルックスはえらい不細工なんだけど、まず香りが強烈。皮を剥いていて酔ってしまいそうになるほど。そして、角切りにして、トマト缶と煮込んでいつものなんちゃってラタトゥイユにしたんだけど、びっくりしたのが、アクがぜんぜん出ないの。普段の1割くらいしかアク引かなかった。

だいたいピーマンなんて切ってるときにつまみ食いしたらあんまりおいしいんでそのままシャクシャク3個くらい食っちゃって、でもよく考えてみたらピーマン生でそんなエグみレスなんて、ちょっと異常事態なのだった。そんでいろいろ検索して調べたら、スーパーの野菜のアクやエグみはあれ本来のものじゃなくて、過施肥、過給水のせいなんだって。有機野菜とか露地物って聞くと、なんかアク強そうなイメージだけど、逆だったんだね。それは永田農法のサイトに出てたんだけど、でもマキコの農園はそんな特別な農法を意識してるわけでもなく、ただ普通に作って、そうなってるみたい。味の方は、なんつうかな、もうただただパワフル、素材命! みたいな出来。感激。

mixi日記より
海辺を散歩して帰ってきたら、スパモニにマッキーが出てる。いつもの女子アナが夏休みなので代役とのこと。今日はいい一日になりそうだ。俺、なんて簡単。

身体からかすかにドブの匂いがする(笑)。正確に言うと、あの、緑色の藻が入った金魚の水槽を腐らせちゃった匂い。自分的認識では、体調を悪くしちゃって、回復期の汗の匂いなんだけど、あんまり同意してもらえないよね。