あと4時間で福山通運がやってきてパワーブックをさらっていってしまうので、パニックになりながら書いています。ホワイトスポットの修理に出すのだ。保証期間中に忘れず済ませておこうと思って、仕事の谷間を選んだはずなのだけど、そんなにスッキリ片付かないのがこの世の常。あとやんなきゃならないタスクが4つ、そのあとiBookで急場凌ぎの受信環境を仮設して、、、ンガー!

それでも書いておかなきゃならないことがある。いま午前9時でまだバースデイ前半もいいとこだけど、すでに何通かのOMDTメールをいただいた(つってもほとんどみんなmixiのメッセージでやんの。最近メーラーでメールする頻度が明らかに落ちている)。その中で、どうしてもみんなに見せたくなっちゃったメッセージがあるんだ。僕はブラウザで開いた途端、ボロッと大粒の涙をこぼしてしまったよ。そんな柵越えのバースデイ・ソングを奏でやがった張本人こそ、尊敬して止まない、そもそもこのサイトを僕に始めさせた動機であるところの、ザ僕らのエバーグリーン兄貴、スピン寺本その人だ。さて本人になんて無断で転載させてもらうよ。嬉しかったんだからね、ねえちょっとやそっと!!

差出人��pinn
日 付��004年08月03日�01:46
件 名��oースデイ・ビート

鵠沼に引っ越した唐木の奴は
単に視座を変えたってだけで
いつものように澄んだ気持と
素直な思考で
世界をみてくれてるので安心

これからもよろしく。
ハッピーバースデイ。

涙で霞んだ視界のまま冷凍庫を開けて、僕は4日前に仕込んだ、タッパに小分けして冷凍しておいたキーマカレーを解凍し、お昼に炊いたご飯にぶっかけて食った。汗拭いながら食った。だってそう8年前、僕は兄さんと約束したんだ。これから一生、カレー食ってアティチュード引っさげて生きてくって。忘れるべからずな初心はターメリックの味だったよ。人生キレンジャー、それは桂馬の心でうっかり八兵衛、みんなの潤滑油は芸風無礼。キャラ把握の足下しっかと踏み固めつつ、これからもよろしく。兄さんに。そしてここ読んでくれてるみんなに。MISOJIの僕から。さあ仕事終わらせて海入るぞ。

というわけで入ってきたのですが、大いに凹んでおります。潮が多くて割れてる場所が少なくて、しかも時間も3時くらいでまだ早くて、すごい混雑してたんだよね。でも仕方なく入って、しばらくは割と楽しく乗れてたんだけど、だんだん接触ギリギリの危なっかしいシーンが増えてきて、俺も1本、明らかな前乗りしちゃったりして、そろそろ上がろうかなー、と思ってたところに、女の子が降ってきた(笑)。字面だけだとラピュタみたいな話だけどそうじゃなくて、ドルフィン(波の下を潜ってやりすごす)したら、波にまともに巻かれた女の子が被さってきて、大クラッシュ。板と板とがごっちんこだ。寸前、ちゃんとその子のことは見えてて、降ってきそうな予感もしたんだけど、うまく体勢立て直してくれそうな気もして行っちゃったんだよね。

なんつうかな、希望的観測に判断を委ねちゃったところがマズかった。これまでも何度か同じことを思うシーンがあったんだけど、海の上では他人に期待たり委ねちゃ、痛い目に遭うし損ばかりするような気がする。すごく難しい判断なのだけれど、セットに他人がパドルしてきて、はいどうぞって譲ったところがそいつヘボくて波を逃したりすると、うわーなんで自分で行かなかったんだろうって思うし。かといって他人が乗った波にトライしてしまってはこれはアウトなわけで、要するにシビアな状況判断を迫られるってことと、変に遠慮がちにならずに、かといってガッツくならない微妙なラインでアタックする気持ちを持つべしってことなんだろうけど、、、、難しい。とにかくうわーって思って浜に上がってボード見たら3カ所ほどパックリいっちゃってた。リペア代かさむだろうなあ・・・。<121回目>ほぼ無風、腰、トロい、2時間半。

帰りのR134沿いは浴衣浴衣のパレードが始まろうとしていた。朝のうちから、きょうは江ノ島花火ですよ、って号砲が鳴らされてたので気づいてはいたけど、大した人出だ。その脇を、ちょっと自分じゃリペアしきれそうにないのでショップに出しにチャリ漕いで向かう。だいたい5000円ぐらいと言われてちょっとたじろぎ、そのまま出さずに家に帰ってくる。そんで家帰ってきてからもちょっと凹むことあって、なんか誕生日なのにうまくいかないことばかりでイヤんなっちゃう(ほんとは違う。誕生日だからこそ精神が力んでスムースさに欠けたせいでうまくいかないのだ)。ベッドに横たわると、江ノ島花火の音がボカスカ聞こえてくる。尺玉が上がるとちょっとした轟音だ。少し泣いて、みんなからのバースデイ・メールを読んで気を持ち直して、でも疲れてそのまま寝ちゃった。どこがMISOJIじゃ!


4日ほど前に作ったキーマカレー、タッパに小分けに冷凍しておいたのを解凍to theいただきます。なぜいまこの瞬間にカレー衝動が起きたのか、については、あとで日記のほうに書きます。

商店街のガラス屋なんだけど、本業そっちのけで民家の模型ばかり作っていて、どうやらかなり腕が立つようだ。これはどこだかのサーフショップの依頼で、古いハワイの民家。洋書に出ていた昔のポスター(写真左)だけ資料に起こしたんだって!