駒沢で荒木さんを拾って辻堂へ。すごい、45分で着いた。さすがは5時出発、ラップタイム。現地で荒木さんのお友達3人と合流。うちひとりは何度か会ったことのある人だったので安心安心。辻堂は砂の付きが良くなくて大ダンパーだったので、七里へ向かう。幾度となく通っている七里ヶ浜だけど、入るのは初めて。さすがロングの聖地だけあって、ロングボードだらけ。それで俺すごい萎えちゃって、だってもう、どうやったって前乗りになっちゃうし、人数が人数だからセットこぼしてくれないし、あと俺やタバタは同行した他のみんなみたいに気丈じゃないのでナンダオラーって感じにもなれず、すごいモチベーション落ちてしまって、千葉に行きたい、とかばっかり思ってた。ぜんぜん何もできなかった。正直もう、自分がロング乗らない限り七里の正面は入りたくないし、七里にロングが集中するのは彼らが他の場所で憚ってくれてのことだろうから、悪いのは入った俺らのほうだと思う。

右手のブレイクにはショートの人がいっぱい入っていたので移動してみると、こっちはほとんど全員ローカルさんでみんな世間話していて、セット入ると「あ今度俺行きまーす」「いってこーい」みたいな雰囲気で、やっぱりヘタクソでビジターな俺が波を取りに行ける感じじゃなくて、うーん、七里はすごい美しいビーチだけどいろいろ敷居が高いと思った。冬の作田が恋しい。クソ寒くて荒涼としてるし駐車場から遠いし水も茶色だけど、ヘボでもビジターでも気にしないでジャンジャカ乗れるあの贅沢。作田・片貝のローカルは怖いのが多い。とかたまに耳にするけど、そもそもトラブルの種になる前乗りとかスネーキング、あとライディングしてる人にぶつかっちゃうのは概して混雑が端緒となるので、うすら寂しい作田では気の小さい俺でも湘南よりずっと安心していられるし、実際怖い思いをしたこともない。暖かくなるのはうれしいけど、これで混雑も酷くなっていくのなら憂鬱だ。もちろんベテランさんたちにとっては昨今はじめた俺らも混雑の原因だからイライラしてるんだろう。

気づくとみんな上がって着替えていて、俺は不完全燃焼感満載なのでもう1本。でもサイズは落ちてきちゃったし、ロングばっかりだから状況は同じ。上がって日光浴しつつ弁当を食ってると同行のSさんがボルボインロックさせてしまい、タバタのJAFカードが大役立ち。JAFを待つ間、みんな「あ、携帯鳴ってる…けど出れない」とか「いま何時だっけ? って時計ない」とか「ワックスどこやったっけ…あ中か」とかちくちくやっていて可笑しい。そんでJAFのサービスはすごい、すぐ来てくれて仕事も丁寧で、しかも会員なら無料だって。役人がやってるにしては異例に効用が高いと思った。いくら非営利法人とはいえ、あれでペイできてるのかしらん。カギ開いたところでひなたぼっこ終了。Sさんにすんごい裏道を教えてもらい(でも覚えられないくらい凄い)渋滞を完全に回避して帰宅。今日は1本もまともに拾えなかったので進歩ゼロ。<38回目>七里ヶ浜、無風→弱オン、腰ハラ、ダンパー、2時間半+30分。

帰宅後爆睡。夜半に目覚めてずるずる書類を書く。腕立てムリ。