一日中仕事。i誌とM誌。それはいい。いつも通りやればいい、苦にもならない、普通に楽しい、はずだった。しかしストレスフルなファックスが舞い込んできて、様相が一変する。端的に言って、雑誌は誰のものなのか、すべての雑誌は明確にしておいたほうがいい。それで別に、うちの誌面はクライアント様のものです、というのならそれはそれでぜんぜん構わないし、むしろそういう仕事を得意としてきた俺だ。しかし、そこに一抹の期待を抱いてしまうと、まあ勝手に抱いた俺が青いわけだが、やるかたない気持ちに襲われるリスクを背負い込むことになるだろう。俺はね、俺の読みたいことが書いてある雑誌を書きたいよ。エンドゥーくん偉いと思った。