ピンキーちょうだいピンキーちょうだい♪、カラキです。起き抜けにバタアシ金魚。もう悶え死にました。心の殿堂入りです。正直に言いますが、20世紀ノスタルジアを抜きました。しかし映画とは何なんでしょうね。豪華絢爛なセットも練り込まれたプロットも、個人的な高校時代の思い出には太刀打ちできなかったりするのですから、芸術はやっかいです。装置は記憶を越えられないのでしょうか。あとあの映画の高岡早紀は、最初、あっれー誰かに似てるなあって思ってみてたんだけど、10分くらいして、まるでごっちんなことに気づいて打ちのめされました。要するに俺の好きな女の子というのはあれです。ルックスも仕草もしゃべり方も。もしいいように自分の過去を捏造できるのなら、この映画がそっくりそのまま高校時代のモデルとなるでしょう。

見終わってちょっと仕事でもすんべーと思ってたら、波が上がってきているらしく、えーと、行ってきました。来月あたり食い詰めるんじゃないだろうか。だいじょうぶかしら俺ほんと。そんでひさびさの鵠沼は、なんだよ電車に乗ってる間にサイズダウンしちゃってて、トローり小波もいいところ。しかも最近千葉ばかりだったから、湘南の混雑がやっぱり異常事態に思えてしまう。冬にこれなんだから、夏はもう、湘南あんまり行かなくなっちゃうんだろうな。駐車料金は倍になるらしいし(千葉は無料)。それでも鵠沼の水はいつもながら透明度が高くて、人の多さとロングボーダー率の高さを差し引いても、景色も設備も整ってるし、やっぱり日常行ける範囲ではいちばん好きだ。いつもタバタと話しているのだが、内海で人の多い鵠沼より九十九里のほうが水が汚いというのはどういうことなんだろう。

サーフィン自体は、波数も少なく、セットを選んでなんとか、という感じ。もうテイクオフさえできれば「立ち上がる」は問題なくなってきていて、課題は「早い段階で立つ」「立ち続ける」と「横に走る」にシフトしつつある。傾向として足が揃い気味で棒立ちになってしまいがちなので、ヒザを曲げて、腰を落として、スタンスを広めに取ることを心がける。研究のため、一度試しにビデオカメラを借りて、どんなヘナチョコっぷりなのか見てみたい。一度セットにがっつくあまり前乗りになってしまって、上手い人とぶつかりそうになってしまう。速攻あやまったけどヤベーと思ってたらすごいフレンドリーな人だったので(お互い気を付けようねー)命拾いした。もう少し遠くまで目線を送れるくらい余裕を持てるようになりたい。今日は始めてサーファー向けの海の家みたいなところを使ってみたんだけど、ホモビデオの盗撮カメラとかありそうでじろじろ探してみたり(サーファーばかりの生着替え60分。絶対ヒット・笑)。帰りの電車で、江ノ島の中に住んでるという元サーファーのおっさんと話す。潮の流れのせいで、土左衛門が絶えず上がるって。わー。<22回目>鵠沼、ヒザたまにモモ、トロ遅い、オンショア、2時間。

帰ってきてペン大に行くはずだったんだけど、サーフィンの疲労からかソファで寝てしまって大遅刻。今日は作曲ではなく採譜の課題。上林くんがすさまじかった。すげえミニマルなブリープポップをパラノイアックに完全採譜してきてんの。俺はとにかくテンションの色を聞き分けられることを念頭に置いてるから、テンションといえば、の代名詞としてスティーリー・ダンのpegを。しかしぜんぜんテンションノートを取れなかった。選曲も悪かったかもしれない。あまりにレイヤーが厚すぎて、技巧が込み入りすぎていて、もうじっくり聞いたらほとんどトーンクラスター状態だ、と菊地さんも笑う(たとえばド・ミ・ソの和音にレとラとシが混ざってんの。ファを足せばもう白鍵全部じゃんか)。

ちょこっと古今に寄ってから帰宅し、仕事しようと思ったら回線が死んでいて、もうほんっと東急ケーブルっつうかイッツコム大ファック! だってここ2週間くらい、しょっちゅう止まってんだよ。しかも理由が酷い。回線の過負荷につき、だって。そんなもんユーザー数から容易に予測できるし、そういうことが起きないようにインフラ整えるのが君らのメイン業務なんじゃないのかね。そんなトホホな回線でFTTHや30Mbpsの上位サービスを売り込める神経。よく金取れたもんだな。名刺出すときは赤面しろ。さらに恐ろしいことに、同じサービスなのに買い取りモデムの方ではけっこう速度出てるんだよ。いくらバックボーン上げても上位サービス(渋谷区は地域外)とDOCSIS対応モデムに取られちゃって、ベーシックなサービスを受けている人はどんどん速度が落ちてるんですけど。パイロット費用がかさむと撤退のタイミングが難しい。名刺も刷っちゃったし。いずれにせよ繋がらないんでチェブラーシカ見てる。